Samsungは13日、Galaxy Tab 2 (7.0) を発表した。Samsungとしては初のAndroid 4.0を搭載したタブレットで、エントリーモデルに位置づけられているものと思われる。
Galaxy Tab 2 (7.0) は、7インチサイズのタブレット端末で、3G対応版WiFiのみのバージョンが存在するとのこと。3月から世界市場で販売される予定だ。
気になるスペックだが、Samsungの端末では初となるAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)を搭載しており、プロセッサは1GHzデュアルコアとなっている。
スペック的には7インチサイズで、前世代的なプロセッサを採用していることから、ハイエンドタブレットだったGalaxy Tabの後継機という位置付けではなく、エントリーモデル(廉価なモデル)という位置付けになるものと思われる。
スマートフォンとタブレット端末メーカーの覇者を目指すSamsungは、タブレットシェアの第2位を占めているAmazonのKindle Fireや、発売前であるにもかかわらず、既にかなりの注目を集めているASUS Eee Pad MeMO ME370Tに対抗するための戦略的製品として、Galaxy Tab 2 (7.0) を投入してくるのだと思われる。
Galaxy Tab 2 (7.0) スペック
- OS:Android 4.0
- サイズ:約193.7 X 122.4 X 10.5mm
- 重さ:約344g
- ディスプレイ:7インチ、WSVGA(1024×600)TFT PLS
- チップセット:1 GHzのデュアルコア
- メモリ:RAM 1GB、ROM 8/16/32GB
- アウトカメラ:約300万画素
- インカメラ:ビデオ通話用カメラ
- ネットワーク:HSPA + 21Mbps 850/900/1900/2100
- バッテリー容量:4000 mAh