東芝が有機EL採用の7.7インチタブレットを年内に発売へ、5インチと13インチタブレットも開発中

東芝は8日、CES前のプレスイベントを開催し、有機ELディスプレイを採用した7.7インチタブレットなど3種類のAndroidタブレットを公開した。

今回東芝が公開したタブレット端末は、いずれも参考出展で現在開発を進めているところだ。

このところの発表ラッシュで注目される7インチサイズのタブレット。
今回東芝が公開した7.7インチサイズのタブレットは、ディスプレイに通常配列の有機ELディスプレイを採用しており、薄さ8mm以下、重量350g以下を目指すという。

現時点でタブレットとしては主流の10.1サイズよりさらに一回り大きいサイズになる13.3インチのタブレットは、液晶ディスプレイを採用。解像度などは未定だが、16:9のアスペクト比で高解像度なものが採用される見通し。
薄さ1cm以下、重さ990gが目標とのこと。日本向けにはフルセグチューナー搭載も検討しているという。

上記2つのタブレットは2012年内の発売を目指しているとのこと。

続いて、5.1インチタブレット。こちらは製品化は未定で、アスペクト比21:9というやや特殊なサイズだけに協業できるパネルメーカー探しに苦労しているようだ。
2画面でのネットブラウジングや、フルスクリーンでの映画視聴といった使用を想定しているとのこと。

今回公開されたような様々なサイズのタブレットを開発することについて、東芝のデジタルプロダク&サービスの大角カンパニー社長によると、ユーザーの多様なニーズに応えつつ方向性を探るのが2012年のテーマであるとのこと。

東芝のタブレットは、国内メーカー製ということもあり、日本のユーザーが寄せる期待も大きい。今後も面白いタブレットをリリースしてくれることに期待したい。