途上国の子供達へ、100ドルタブレット「OLPC XO-3」発表へ

途上国の子供たちに学習手段を提供することを目的としたNPO法人『One Laptop Per Child(OLPC)』が100ドルタブレット『OLPC XO-3』を開発、10日からのCES2012で発表する。

プロジェクトの創設者であるNicholas Negroponteが語ったところによると、XO-3と呼ばれるタブレットは、数年間に及んだ開発を経て、来週のCESで発表されるとのこと。

主に100ドルPCの開発で知られるOLPCは、このタブレットの価格も100ドル未満に設定するようだ。
XO-3はAndroid OS(バージョンは不明)を搭載している。XO-1からの特徴で、特に頑健性と低消費電力に注力されているはずなので、そのあたりのスペックは非常に気になるところだ。

先日、インド政府による支援を受けて大学配布用として開発された7インチAndroidタブレット「Aakash」が、3600円という価格を武器に、発売後2週間で140万台の受注記録を達成したと報じられるなど、教育用途として超低価格のAndroidタブレットが世界に拡がっていこうとしている。