「Galaxy S」と「Galaxy Tab」に対するICS提供は結局ナシか

SamsungのGalaxy S(SC-02B)およびGalaxy Tab(SC-01C)のAndroid4.0(Ice Cream Sandwich)への対応について、当初対応しないと発表し、その後一転して対応を検討中などと動向が伝えられていた。しかし、どうやらICSへの対応は実施されないようだ。

TNWが報じたところによると、Samsungの広報担当者の談話として、「(Galaxy SやGalaxy Tabは)Gingerbreadに最適化されており、ハードウェア仕様の問題でIce Cream Sandwichへのアップデートは提供しない」とのこと。

これまで、TouchWizなどの独自機能を搭載している関係で、メモリ周りの制限が厳しい点が問題であるとSamsungより発表されていた。その後、ICSの一部機能を削減した「バリューパック」を提供することで、この問題を回避できるかもしれないと検討が進められていたようだが、断念したものと思われる。