米特許商標庁は29日、Appleが申請している『顔認識と存在検知』に関する特許について、出願資料を公開した。Appleはモバイルデバイス(iPhoneやiPad、MacBookAirなど)に同機能を搭載することを計画しているようだ。
Appleは2009年にデバイスの前にいるユーザーの存在を検知する特許を取得して以降、この手の技術開発に取り組んでいた。
『存在検知』によって自動的に端末をオン状態にし、パスワードを入力する代わりに顔認識を利用してロックを解除するといった使い方が想定されている。
今回Appleが申請している『顔認識』に関する特許は、目や鼻、口といった顔のパーツを画像処理技術によって認識し、各パーツの距離を測定・分析する手法が採用されている。この技術は、照明の明暗や皮膚の変化などによって認識率が極端に変化しない点が特徴。
実は、基本的に同じ手法を用いた顔認識機能は、Android 4.0(Ice Cream Sandwich)に標準搭載されており、既に発売されているGalaxy Nexusにも採用されている。
もっとも、顔写真でロックを解除できてしまうといった問題もあり、改善の余地が多く残されている。
Appleがこのような精度の問題をどのように解決するのかは、今回公開された資料からは分からない。
今回の申請については、既に発売されているAndroid端末に採用されているものと類似の部分を多く含むため、「Googleの技術と同じように見えるのだが」「後追いですね」といった批判的な声も上がっているようだ。