「Galaxy S III」はクアッドコアプロセッサ搭載か、3D対応の可能性も

Samsungの人気スマートフォンGalaxyシリーズの次世代端末となる『Galaxy S III』にクアッドコアプロセッサが採用されるのではないかと話題になっている。

韓国のニュースサイトが報じたところによると、業界筋からの情報として、『Galaxy S III』に、現行のGalaxy S IIよりも2倍の処理性能を誇るクアッドコアアプリケーションプロセッサが搭載される予定であるとのこと。
また、Galaxy S IIIに3Dカメラ・ディスプレイが搭載される可能性についても言及している。

実は先月、Samsungが1.5GHzで駆動するクアッドコアプロセッサ『Exynos 4412』を開発しているという情報がリークされており、Galaxy S IIIに搭載されるのではと見られていたが、今回の情報はそれを裏付けるものとなる。

Galaxy S IIIは来年2月に開催されるMWC 2012で発表される可能性が高く、Galaxy S IIと同じように、来年4月頃に発売されると見られている。

なお、業界関係者によると、Samsungが3D関連技術の導入のためにいくつかの企業と提携案を打診しているのは事実だが、主要部品であるカメラモジュールやディスプレイ部品の開発に半年はかかる見込みで、現時点では量産に関するプロジェクトが開始されていない。
このため、Galaxy S IIIではなくその次期製品まで3D技術の投入は持ち越される可能性もある。

3D技術は、Samsungにとって最大のライバルであるAppleiPhoneと差をつけられるポイントであり、3DTVにも力を入れているSamsungにとっては、確かな武器となるだろう。