レコチョク、ケータイで購入した楽曲をスマホでも無料ダウンロードできる「おあずかりサービス」開始へ

レコチョクは22日、フィーチャーフォン(従来型ケータイ)からレコチョクで過去に購入した楽曲を、機種変更後のAndroidスマートフォンでも無料で再ダウンロードできる「おあずかりサービス」を、来年1月より開始すると発表した。

これまで、フィーチャーフォンでダウンロードした楽曲は、スマートフォンに引き継げなかったが、今回開始する「おあずかりサービス」によって、「着うたフル」「着うたフルプラス」「ダウンロード(シングル)」「ダウンロード(アルバム)」の楽曲を、Androidスマートフォンに機種変更してからも「ダウンロード(シングル)」「ダウンロード(アルバム)」として無料で再ダウンロードすることができるようになる。

ただし、「おあずかりサービス」の利用には、「クラブレコチョク」の登録が必要。登録は無料でできる。また、楽曲の無料再ダウンロードには、1月にAndroid Marketにリリースされるアプリ「レコチョク plus+」(無料)が必要で、従来のレコチョクアプリでは利用できないので注意。

なお、この「おあずかりサービス」が開始できるようになった背景は、日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本レコード協会(RIAJ)、イーライセンス、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)、ネットワーク音楽著作権連絡協議会(MMRC)の5社/団体が共同で、「スマホでも音楽」キャンペーンを展開したことにある。

「スマホでも音楽」キャンペーンは、各配信事業者が事前に申請しておくことで、対象楽曲の著作権および原盤権の使用料が免除されるというもの。これにより、ユーザーはフィーチャーフォンで購入した着うたフルと同じ楽曲を無料でスマートフォンにダウンロードできるようになる。この特別措置は2012年の1年間限定。
なお、iPhoneはこのキャンペーンの「スマートフォン」には含まれていない。