「スマートフォン&モバイル EXPO 秋」をリポート

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スマートフォン&モバイル EXPO 秋など、4つの展示会からなるITの専門展「2011 Japan IT Week 秋」が、10月26~28日まで千葉県の幕張メッセで開催されている。「スマートフォン&モバイル EXPO」のほか「Web&モバイル マーケティング EXPO」「情報セキュリティ EXPO」「クラウドコンピューティング EXPO」が同時開催され、約350社が出展する会場は多くの来場者で熱気にあふれていた。

展示会は主に法人向けのソリューションやサービスが中心で、最新端末の展示といった派手なものはなかったが、「情報セキュリティEXPO」の各企業ブースが大きくとられているのが目立った。最近はサイバー攻撃や情報流出などのニュースを見聞きすることも多いが、現在のトレンドがセキュリティ対策に動いているような印象を受けた。

「スマートフォン&モバイル EXPO」では、海外製スマートフォンカバーなどのアクセサリを紹介しているブースも散見され、出店さながらのお祭りのような雰囲気もあった。そんななか、一般ユーザーにも向けたサービスとして、今回アプリオ編集部が注目した展示が(株)データ・テックの「Safety Rec」と(株)トヨタマップマスターの「てまぱなび」だ。

スマホがドライブレコーダーになる

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Safety Recは、スマートフォンに搭載されているカメラ・加速度センサー・GPSを利用した世界初のドライブレコーダーアプリ。運転診断、ドライブ映像、走行マップ、走行グラフ、走行カレンダーなどの機能により、いつ、どこで、どんな運転をしたかを地図や写真、動画として記録し、管理が行えるというものだ。事故予防やエコドライブに役立ちそうだ。

将来的には、ユーザー同士が情報交換できる仕組みづくりを進めるとのことで、交通情報や観光情報など、ユーザーが発するリアルタイムの情報を有機的に共有できるようなアプリに成長することを期待したい。なお、本アプリはAndroid2.1以上に対応し、600円でAndroid Marketからリリースされている(無料版もあり)。

施設内をガイドする「てまぱなび」

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てまぱなびは、GPSで取得した施設内の位置情報や施設・イベント情報をスマホに提供するアプリで、今回は第一弾としてすでにiPhone向けに期間限定で配信されている「てまぱなび東山動植物園」を展示していた。地図アプリは数あれど、テーマパークなどの中までガイドするアプリというのは珍しい。

機能はアプリならでは。動植物やアトラクションなどの位置を確認できるのはもちろん、イベント情報などをその場で知ることが可能だ。そのほか、同行者が今いる場所がわかる機能や、広い駐車場に車を停めた際に駐車位置がワンタッチでわかる機能なども搭載する。今後「てまぱなび」のアプリが様々な施設へと広がっていけば、クーポンなどのお得情報を手軽に入手したり、施設内での写真コンテスト・スタンプラリー・人気投票への参加といったメリットなども享受できそうだ。

なお、現在Android版のアプリもリリース準備が進んでいるとのことで、九州地方の施設から「てまぱなび」が近々お目見えする予定だという。