TechCrunchが北京で開催しているTechCrunch Disruptで面白いアプリが紹介されていた。
テキストを書いて画像をドラッグ＆ドロップするだけで簡単に絵本アプリが作れるというツール「Moglue」だ。
どのようなものかというのは、上の動画を見てもらうのが早いかもしれない。
ユーザーは「Moglue」上で、ページ上にテキストと画像を貼り付けて、物語を作っていく。物語が完成し、ボタンを押せば、絵本アプリが完成する。たったそれだけだ。サウンドやアニメーションなんかも付けることができ、Moglue上で編集できる。
絵本作家（プロであれアマチュアであれ）は、テクニカルな面（プログラミングの知識など）はあまり気にすることなく、タブレット端末向けに絵本アプリが作れるという点が素晴らしい。絵本以外にも、結婚式の定番である二人のスライドショーを、これを使えばアプリにしてみんなに配るなんてこともできるかもしれない（ただし、クローズドな使い方ができるのかは不明）。
MoglueのビルダーツールはMac版とWindows版があり、iOS向けとAndroid向けのアプリをそれぞれ出力することができるらしい。
TechCrunchによれば、エディタの利用は無料で、Moglueは専用のストアに公開されたアプリの販売収入の一部を得るというビジネスモデルのようだ。