調査会社comScore.のリリース(2011年9月)によれば、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインのEU5カ国において、スマホの22.3%にGoogleのAndroidプラットフォームが使用されていたと報告している(2011年7月時点)。
昨年(2010年7月)からの推移では、NOKIAのSymbianとMicrosoftが大きくシェアを下げ、AndroidがAppleを抜いて16.2%増の急拡大。数字だけみれば、Symbianの減少分がそのままAndroidに移った格好になっている。また、AppleとRIMは微増という状況だ。やはり欧州においても、Androidの成長には目を見張るものがあるだろう。
また、EU5カ国におけるAndroid端末のOEM(Original Equipment Manufacturers)としては、HTCが34.6%のシェアを占めてトップ、Samsungが31.7%でそれに続いている。
国別でみると、イギリスでは50.9%がHTCと圧倒的なシェアをもち、反対にフランスは42.3%がSumsungとなっているのも面白い。イギリス以外の国では、すべてSumsungがトップに立っているが、EU5カ国全体ではHTCが上回っている。
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