ツイッターやLINE、インスタグラムなどのSNSで、印象を左右するプロフィール写真やアイコン画像。自分のリアルな顔写真を登録するのは抵抗を感じる人もいることでしょう。
そんなときにおすすめなのが、自分に似せた似顔絵やアバターの画像を使うこと。自分そっくりな似顔絵は、SNS上でも本人と認識してもらいやすく、親しみや安心感を抱きやすいといったメリットがあります。
そこで本記事では、写真から自分そっくりの似顔絵イラストを作れるアプリや、おしゃれな3Dアバターを作成できるアプリをジャンル別に13個紹介します。
動く3Dアバター作成アプリ
ひときわ目を引く3Dアバターも、アプリを使えば無料で簡単に作れます。アプリ上で自分に似せながら顔のパーツなどを選んで作成するので、自分の顔がうまく撮影できなくても作成できます。
ZEPETO(ゼペット)

「ZEPETO(ゼペット)」は、写真・加工アプリのSNOWが提供する3Dアバター作成アプリです。撮影した写真を元に自分そっくりの動く3Dアバター「ゼペット」を作り、「コイン」を使って洋服やファッション小物、メイクで自分らしくおしゃれに着飾ることができます。

顔のパーツを自由にカスタマイズ

服装の種類も豊富に用意されている
挑戦したい髪型や髪色を選んだり、新しいジャンルのファッションに挑戦したり、現実では難しいスタイルやコーディネートを楽めるのもポイント。

好きなポーズで撮影できる

背景も変えて楽しめる
作成したアバターはアプリ上で写真映えするポージングや表情・動きをするので、写真や動画で撮影してハイセンスなプロフィール画像を作ることができます。背景も自由に変えて撮影を楽しめます。
アニ文字、ミー文字(iOSのみ)

アニ文字・ミー文字はiPhone X以降のモデルに搭載された機能で、自分の表情と連動させた動く3Dキャラクターを作れるというもの。自分の表情がリアルに投影されるので、他のアプリでは再現が難しい、複雑な表情や面白い顔をしたキャラクターを生み出せます。
アニ文字は動物やロボットなど、すでに用意されたキャラクターなのに対し、iOS 12から登場したミー文字では顔のパーツを組み合わせてオリジナルの3Dキャラクターが作れます。

ヘアスタイルなども変えられる

動物のアニ文字も選べる
肌の色から輪郭、眉毛、唇、その色や形までたくさんのパターンが存在するので、こだわれば自分そっくりのミー文字が作れそうです。
また、アニ文字やミー文字の可愛らしい動きをそのまま、LINEのプロフィール画像に設定することもできます。
LINEのアバター機能
LINEアプリのカメラで撮った写真から、イラスト風のアバターを無料で作成できます。作成したオリジナルのキャラクターは、LINEのプロフィール写真やLINE以外の他のSNSにも自由に利用できます。
LINEのアバター機能はiOS、Androidどちらとも対応しています。ただし、バージョン10.16.0以降となるので、バージョンが古い人は下記のボタンからLINEアプリのアップデートをおこなってください。



LINEアバターはLINEのプロフィール画面にある[アバター]から作成します。
基本のアバターを選んだ後に、ヘアスタイルや、メイク、服装、顔の形など、自分のイメージに近いパーツを細かく選んで設定していきます。リアルの写真を使わずに自分のキャラクターを作れるので、ユニークな表現が可能です。
パーツを組み合わせて似顔絵アイコンが作れるアプリ
パーツを組み合わせてイチから作るタイプの似顔絵は、手間はかかるものの、細部までこだわれるのが特徴です。センスとアイデア次第で多様なオリジナルキャラクターを生み出せるのも魅力です。
アイコンファクトリー

アイコンファクトリーで作成したアイコン
「アイコンファクトリー」は、無料でおしゃれなアイコンを作れるアプリです。パズルゲームをクリアすると特別な洋服をゲットできたりします。
自分のアイコン作成はもちろん、友達や家族、推しのアイコンを作るのも楽しいでしょう。作成したアイコンはスマホに保存できるので、LINEやInstagram、TwitterなどのSNSにも利用できます。


服や髪型などのパーツを、それぞれ豊富な種類の中から組み合わせていく過程も楽しめます。コスプレのようなファッションもあるので、好きなアイドル、アニメ・漫画キャラクターといった架空の人物を作ってみるのもアリでしょう。
正方形だけでなく丸型でもダウンロード可能なので、SNSのアイコン設定する際も便利です。
Unnie doll/Oppa doll

Unnie dollで作成したアイコン

Oppa dollで作成したアイコン
二頭身のかわいらしいキャラクターが作れるアプリです。「Unnie doll」では女性キャラ、「Oppa doll」では男性のキャラクターを作れます。
「Unnie」は韓国語で「女の子・お姉さん」、「Oppa」は「男の子・お兄さん」という意味です。


無料アプリですが洋服や顔パーツなど、選べるアイテム数は豊富。洋服は制服などもあるので、学生や制服姿のキャラクターを作りたい人にもおすすめです。表情によってはちょっと魔性な雰囲気のキャラクターも作れます。
パステルガール

「パステルガール」は、その名の通りパステルカラーで柔らかく優しい印象のキャラクターが作れるアプリです。特に髪色のパステルカラーが特徴で、メルヘンチックなキャラクターが作成できます。
ふんわりとした可愛らしい雰囲気の女の子を作りたい人や、パステルカラー好きな人におすすめです。


洋服の着せ替えでは、靴下や小物など細かいパーツも充実しています。
髪色はパステルカラー以外の色も可能です。さらに背景も変えられるので、キャラクターの雰囲気を細かくカスタマイズできます。
写真から似顔絵イラストを作成するアプリ
「写真は嫌だけど、リアルな似顔絵に仕上げたりしたい」という人におすすめなのが、写真を似顔絵イラストに変換できるアプリです。パーツを組み合わせるタイプよりも本人に似ているイラストが作成できます。
ToonMe


「ToonMe」は実際の写真を使って、似顔絵っぽい画像を作成したり、ディズニー風のキャラクターなどに顔を変換したりできるアプリです。有料版と無料版がありますが、無料版でも十分楽しめます。



アプリに画像を取り込むだけで、自動でイラスト風のエフェクトが追加されます。
色鉛筆や筆で描いたような似顔絵なども作れるので、個性的でおしゃれなイラスト風画像を作りたい人にもぴったりです。
Meitu

女性向けのカメラ・加工アプリとして人気の「Meitu」では、「似顔絵アバター」という似顔絵作成機能があります。
自撮り写真をワンタップで、まるでイラストレーターが描いたような繊細なタッチの似顔絵イラストに変換できます。



アプリで自撮りをすると、デフォルメされた似顔絵が作成されます。そこから髪型や服装、背景などを選択し、自分好みにカスタマイズしていきます。独特な雰囲気の美女風に仕上がるので、女性ユーザーから人気があります。
MomentCam

「MomentCam」は、顔写真をベースにデッサン・スケッチ風の似顔絵イラストを作成できるアプリです。細かい描写でかなりリアルな似顔絵になるので、可愛く仕上げるには表情などを意識して撮影すると良いでしょう。


他のアプリと比べて、瞳の色などを変更できたり、淡いタッチの似顔絵になるのが特徴です。また、自動で面白い背景と組み合わせたちょっと笑える画像も出来上がります。
ちなみに、ベースとなる顔写真の撮影時には前髪を上げてメガネなどの小物も外しておくと、イラストにしっかりパーツが反映されます。
写真を手描きの絵のように加工できるアプリ
手描き風の加工ができるアプリを使えば、写真をプロが描いた絵のように見せてくれます。アイコンに設定すれば、洗練されたおしゃれな雰囲気を醸し出せます。
PicsArt

「PicsArt」は全世界で累計ダウンロード数6億超えの人気アプリです。フィルター、トリミング、ビューティー機能、ペイントなど、画像加工に必要なツールはすべてそろっているといってもいいでしょう。
なかでも似顔絵機能はエフェクトツールの「マジック」が優秀です。無料で使えるものだけでも30種類以上あり、油絵風や水彩画風、鉛筆で描いたようなスケッチ風など、ワンタップでさまざまなテイストの似顔絵を作成できます。


仕上がりは大胆なタッチでポップな色合いのものが多い印象です。エフェクトとフィルターを組み合わせるなど、さまざまな効果を試しながら加工するのも楽しいです。
Artomaton(iOSのみ)

「Artomaton」は、読み込んだ写真や動画をさまざまな画材で絵画にしてくれるアプリです。有料プランになると使える画材がさらに増えますが、無料でも鉛筆や油絵の絵画が使えて十分に楽しめます。


操作はいたって簡単。ツールから筆とペンのアイコンを選択して好きな画材を選ぶだけでいろいろな絵画に切り替わります。
[REC]ボタンを押すと、塗っている様子のアニメーションを見ることもできます。また、動画を読み込んで動画のワンシーンを絵画風にすることも可能です。
Prisma

「Prisma」は撮影した写真を絵画やアートに変えられるロシアで生まれたアプリ。
油絵特有のザラザラとした粗い質感や重厚感、色鉛筆や鉛筆などの独特の風合いなどを再現するクオリティの高さには驚かされます。有料アプリですが、最初の3日間はフリートライアル期間となっています。


似顔絵作成のコツとしては、正面から写した顔よりも、背景が映り込んだ状態で角度をつけて撮る方が雰囲気のあるアート作品に仕上がります。
フィルターによって印象もガラッと変わるので、いろいろと試してみると面白いでしょう。ただし、無料のままだと使えるフィルターが12種類程度と少ないのが難点。気に入った場合は多くのフィルターが使える有料会員になるのもおすすめです。