LinkedInを登録なしで閲覧する方法 通知や足跡はつく?

ログインせずに「見るだけ」は可能?

仕事やキャリアに関する情報交換ができるSNS「LinkedIn(リンクトイン)」では、ビジネスを通じた人脈づくりや求人・採用なども活発です。

通常、LinkedInで特定ユーザーのプロフィール画面を表示すると、閲覧履歴が残る仕様になっています。そのため誰がプロフィールを訪問・閲覧したかが相手に分かってしまいますが、「こっそりLinkedInを覗きたい」「相手にバレずにプロフィールを閲覧したい」という人もいるでしょう。

そこで本記事では、LinkedInに“登録せずに”ユーザーのページを見る方法や、足跡・通知をつけずに閲覧するやり方を解説します。

LinkedInで相手のプロフィールを見ると閲覧履歴(足跡)が残るが

LinkedIn 閲覧履歴

LinkedInのプロフィールにはこれまでの学歴や職務履歴といった個人情報を書いているユーザーが多く、その内容から同じ職業同士のユーザーと繋がる、企業側からの採用オファーを受け取るなどの機会を増やせるメリットがあります。こういったビジネスチャンスを作り出す方法のひとつに「閲覧履歴の利用」があります。

アプリ・ブラウザ版LinkedInを使って誰かのページを表示させると、相手の「お知らせ」タブに閲覧通知が届きます。相手側は、どのタイミング(数時間前や1日前など)で誰が自分のページを訪問したのかを特定できるため、自分に興味を持つ相手に繋がり申請をしたり、求人などのメッセージを送ったりといったコミュニケーションが取りやすい状態になるわけです。

しかし、なかには相手に特定されずにLinkedIn上でプロフィールを見たい人もいるでしょう。以下では、LinkedInを「見るだけ」で使う方法を解説していきます。

方法1:PCからブラウザ版LinkedInで見る(アカウント登録なしの人向け)

PCからブラウザ版LinkedInを使って検索する方法を利用すれば、LinkedInへのアカウント登録をしていなくても特定ユーザーのプロフィールページなどを閲覧できます。すでにLinkedInアカウントを所持しているユーザーは、後述の方法を使ってください。

ただし、相手が非公開アカウントである場合は、ブラウザ版からの検索・閲覧はできません

プロフィールの公開設定

上の画像のように、相手側のプロフィールの公開設定が「オン」になっていれば、SafariやChromeなどのブラウザを使ったLinkedInユーザーの検索が可能というわけです。

PCからChromeなどのブラウザから「LinkedIn」を開く

まずは、ChromeやSafariなどのブラウザから「LinkedIn」へアクセスします。

ユーザー名で検索する

ユーザー名で検索する
ユーザー名で検索する

LinkedInのログイン画面が表示されたら、画面左上の[▼]メニューをクリックし[ユーザー]を選択します。続いて「姓」と「名」部分に相手の名前を入力し、右側の虫眼鏡ボタンをクリックしてください。

名前はできるだけ正確に入力するのがおすすめ。「姓」だけの入力など、名前の一部だけでも検索はできますが、LinkedInへログインしていない状態では検索結果に制限がかかってしまうからです。目的の人物が表示される確率が下がってしまいます。

表示された相手のプロフィールを閲覧する

プロフィール 閲覧
プロフィール 閲覧

「サインイン」の表示で[×]をクリックすると、相手のLinkedInページが閲覧できるようになります。この方法を使えば、閲覧通知(足跡)が残ることはありません。

方法2:シークレット/プライベートモードでブラウザ版LinkedInを使う(アカウント登録済みの人向け)

すでにLinkedInにアカウント登録をしているユーザーで、PCからブラウザ版LinkedInにログインしたことがあるなら、シークレット/プライベートモードでブラウザ版LinkedInを使うようにしましょう。

記憶されたログイン情報により、匿名でのプロフィール閲覧ができなくなる可能性を避けるためです。

プライベート/シークレットモードでブラウザ版LinkedInを開く

Chromeの場合

Chromeの場合

プライベートブラウジング

まずは、ChromeやSafariなどのブラウザで、「シークレット/プライベートモードウィンドウ」を開きます。

  • Chromeの場合:アイコンを右クリックまたはChromeを開き、右上のボタン​をクリック
  • Safariの場合:アイコンを右クリックまたはSafariを開き、[ファイル]をクリック

上記の手順で[新規シークレット/プライベートウィンドウ]を選択したら、LinkedInを検索欄に入力してページを開きます(LinkedInへのリンクから開く場合は、右クリック後に[シークレット/プライベートウィンドウで開く]を選択)。

あとは、いつものように「LinkedIn」を検索します。

ユーザーを検索する

ユーザーを検索
ユーザーネームを検索する

LinkedInのログイン画面が表示されるので、画面左上の[▼]メニューから[ユーザー]を選択。続いて「姓」と「名」部分に相手の名前を入力し、右側の虫眼鏡ボタンをクリックしてください。

名前はできるだけ正確に入力するようにしましょう。「姓」だけの入力など、名前の一部だけでも検索は可能ですが、LinkedInへログインしていない状態では検索結果に制限がかかってしまいます。

相手のプロフィールを閲覧する

プロフィールを検索する
プロフィールを閲覧する

「サインイン」の表示で[×]をクリックすると、相手のプロフィール画面が閲覧できます。この方法なら、閲覧通知(足跡)がつくことはありません。

方法3:「匿名モード」を利用する

匿名モードの場合
匿名モードの場合

LinkedInのアプリまたはWeb版にログインしていても、プロフィールの公開範囲設定を「匿名モード」にしておけば閲覧履歴は残りません

フォロー中のアカウントの投稿や求人情報の閲覧、すでに繋がっている人とのメッセージなどの機能を利用したまま、自分の個人情報を表示させずにプロフィール閲覧が可能です。

プロフィールアイコンから「設定」を開く

設定を開く

画面上部にあるプロフィールアイコン部分をタップ(またはクリック)し、設定​へと進みます。

「公開設定」を開く

公開設定を開く
公開設定を開く

続いて[公開設定]を開き、[プロフィール閲覧オプション]へと進みます。

「匿名モード」に切り替える

匿名モード

次の画面で[匿名モード]を選べばOKです。これで、誰かのプロフィール画面を閲覧しても閲覧履歴(足跡)は残らなくなります。[あなたの氏名およびヘッドライン](公開モード)だったユーザーも、匿名モードに切り替えた時点でこれまでの閲覧履歴が匿名に変更されます。

なお、設定変更には時間がかかるケースがある点に留意してください。

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