LINEのトークでメッセージ送受信を極める便利テク10選

LINEのトークでメッセージ送受信を極める便利テク10選

多くの人が、コミュニケーションツールとして利用しているLINE。基本的なメッセージのやりとりに加えて、知っていたらもっと効率よく、もっと快適にトークができるテクニックがあります。アプリオ編集部が厳選する、LINEトークのメッセージ送受信を極める10個のテクを紹介します。

LINEのトーク一覧(リスト)画面で使えるテク

LINEで「トーク」タブを開いた画面、いわゆるトーク一覧(リスト)画面で使えるテクを紹介します。

その1:未読メッセージを一気に「既読」にする

公式アカウントからのメッセージや、グループラインのメッセージが溜まりに溜まって、すごい数の未読数がつくことがあります。いちいちトークルームを開いていたらキリがないときに使えるのが、「一気に未読を既読にする」テクです。

iPhone版LINEの場合

その1:未読メッセージを一気に”既読”にする

  1. 「トーク」タブ左上の[編集]をタップ
  2. 次の画面(トークリスト編集)で、右上の[すべて既読]をタップ
  3. 「すべてのメッセージを既読にしますか?」で[OK]をタップ
  4. すべて既読の状態になる

Android版LINEの場合

その2:既読をつけずにメッセージを読むその2:既読をつけずにメッセージを読む

  1. 「トーク」タブ右上のメニューボタン[]を開く
  2. [すべて既読にする]をタップ
  3. 「すべてのメッセージを既読にしますか?」で[既読にする]をタップ
  4. すべて既読の状態になる

その2:既読をつけずにメッセージを読むテク

LINEでは、受信したメッセージを開くと(相手のトーク画面に)「既読」がつきます。この既読をつけずにメッセージを読む方法を紹介します。

iPhone版LINEの場合

iPhone版LINEを使っているのであれば、「3D Touch」(3Dタッチ)を利用した方法が便利でしょう。

既読をつけづに読む方法

ロック画面またはホーム画面にLINEメッセージの通知が来ている状態で、既読を付けずにメッセージを読めます。

  1. 通知を軽く押し込む
  2. メッセージの表示範囲が拡大する
  3. もとに戻すには、画面の上部を狙ってタップする

既読をつけづに読む方法

トークルームで3Dタッチを利用する場合

トークルームに溜まった未読メッセージを3Dタッチで表示させ、既読を付けずに読む方法もあります。

  1. 未読のついたトークルームを軽く押し込む
  2. すばやく上へスライドさせる(少し遅れると開かれるため要注意)
  3. 元に戻すには、画面の上部を狙ってタップする

3Dタッチを利用した既読回避方法は手軽ですが、長く押しすぎたり、スライドがうまくいかなかったりすると、既読がついてしまうため注意してください。

既読をつけづに読む方法

また、3Dタッチ機能を搭載していないiPhoneでも、ロック画面・ホーム画面の通知メッセージであれば、既読をつけずに読むことができます。

  1. ホーム画面・ロック画面に届いた通知メッセージを左にスワイプ
  2. [表示]をタップで表示範囲が拡大
  3. もとに戻すには、画面の上部を狙ってタップする

Android版LINEの場合

Android端末では、iPhoneのように3Dタッチ機能で既読を回避するテクニックが使えません。代わりとなるのが、「ちらみ」などのサードパーティ製のLINE既読回避アプリです。

アプリ「ちらみ」をダウンロード
ちらみ

アプリ「ちらみ」をインストールしたら、規約などに従って初期設定をおこないます。

アプリ「ちらみ」を使って既読回避する方法アプリ「ちらみ」を使って既読回避する方法

アプリ「ちらみ」の画面

LINEでメッセージが来たら「ちらみ」アプリを起動してメッセージを読むだけ。LINEのトークは開いたことにはならないため、既読がつかずに済むというわけです。

詳しい使い方は下記記事でも解説しています。

LINEのトークルーム内で使えるテク

LINEで送ったメッセージを相手の画面からも取り消したり、大事なメッセージを忘れないようにトーク上部にピン留めしたりと、トークルーム内で便利に活用できるテクニックを紹介します。

その3:「送信取り消し」で送ったメッセージをなかったことに

LINEには送ってしまったメッセージを、自分の画面だけでなく相手の画面からも削除できる「送信取り消し」という機能があります。相手がまだメッセージ内容を目にしていなければ、なかったことにできます。

送信取り消し
メッセージの送信取り消し手順は以下の通りです。

  1. 送ったメッセージを長押しする
  2. [送信取り消し]を選択
  3. もう一度[送信取り消し]をタップ
  4. 送ったメッセージが消えて「メッセージの送信を取り消しました」と表示される

ただし、相手のトーク画面には「○○がメッセージの送信を取り消しました」と表示されます。相手があなたとのトーク画面を見れば、メッセージが取り消されたこと自体は知られてしまうというわけです。

その4:「アナウンス」で大事なメッセージをトークにピン留め

アナウンスアナウンス

忘れたくないメッセージ内容を、トークルームにピン留めできる「アナウンス」機能があります。メッセージのやりとりをしているうちに、特定のメッセージが流れてしまうのを防げます。

アナウンスアナウンス

アナウンス機能を利用して、特定メッセージをピン留めする手順は以下の通り。お店の予約日時や、注意事項などをアナウンスしておけば、わざわざメッセージを遡らずに詳細が確認でき便利です。

  1. アナウンスしたいメッセージを長押しする
  2. [アナウンス]を選択
  3. トークルームの上部にメガホンマークと一緒にメッセージがアナウンスされる
  4. トークが流れても、アナウンスされたメッセージをタップすれば、そのメッセージへ飛ぶことが可能

また、複数のメッセージをアナウンスすることも可能です。最新のアナウンスが画面上部に表示され、残りのアナウンスは[∨]をタップして開くと表示されます。

その5:「リプライ」で特定のメッセージに返信できる

LINEトーク、とくに複数人・グループトークでは数人でメッセージのやりとりをしているため、誰のどのメッセージに返事をしたのかがわかりにくい場合があります。そんなときに使えるのが、特定のメッセージに返信ができる「リプライ」機能です。

リプライ機能リプライ機能リプライ機能

  1. 返事をしたいメッセージを長押しする
  2. [リプライ]を選択
  3. 返信内容を入力し[送信]する

リプライしたメッセージは、最新のメッセージとしてトークに送受信されます。リプライメッセージをタップすれば、そのメッセージまで遡ることが可能です。

その6:「位置情報」を送って現在地などを知らせる

「位置情報」をLINEのトークで簡単に送ることができます。たとえば、今いるお店(現在地)をグループトークで共有したり、特定の場所を指定して地図で相手に知らせたりするのに便利です。

位置情報を送信位置情報を送信位置情報を送信

  1. トークルームの左下にある[+]ボタンをタップする
  2. [位置情報]を選択
  3. 位置情報がピン留めされた地図が表示される。位置情報をもとにお店などのスポット名一覧が出てくるので、該当する場所があればそこをタップする(検索欄からスポット名で直接検索も可能)
  4. 地図のピンの上にある「この位置を送信」をタップ

トークルームに位置情報が送信されます。相手はこれをタップすれば、地図(Googleマップ)が表示されます。

その7:スタンプ入力画面の表示順を使いやすく変更する

購入・無料でゲットしたLINEスタンプを管理できる「マイスタンプ」機能。トークでスタンプを送るときの入力画面で表示される順番を、自分の使いやすいように並び替えることも可能です。

マイスタンプの表示順番を変えるマイスタンプの表示順番を変えるマイスタンプの表示順番を変える

  1. トーク画面でスタンプ(ニコちゃんマークをタップ)を表示させ、設定ボタン[]を開く
  2. マイスタンプ一覧画面の[編集]をタップする
  3. iPhoneでは右側、Androidでは左側にある[]をドラッグしながら好きな順番に組み替える
  4. 並び替えたら[完了]をタップ

マイスタンプの表示順番を変える

トークのスタンプ入力画面では、並び替えた順番通りにマイスタンプが表示されるようになります。

LINEのグループ/複数人トーク限定で使えるテク

グループトーク・複数人トークでのみ使えるテクを紹介します。

その8:「@メンション」で特定の友だち宛てにメッセージを送る

グループトークや複数人トークで、特定の友だちに対してメッセージを送りたいときに使えるのが「メンション」です。

メンション

メンションでメッセージを送るには、まずメッセージ入力欄に半角の「@」を入力します。あとはメンションしたい相手を選択し、メッセージをいつもどおり入力して送信するだけです。

メンションメンション

メンションされた側の画面

メンションされた側は、メッセージの通知やトークルームでメンションされたことがわかるようになっています。

LINEのトーク設定で使えるテク

トークの設定を変えるだけで、メッセージの送受信が便利になるテクを紹介します。

その9:「改行・Enterキー」で即メッセージを送信できるようにする

通常LINEでは、メッセージ入力時に改行キーやEnterキーをタップしても、そのメッセージ内で改行されるだけで、送信には送信ボタンを押す必要があります。ただ、もっとテンポよく送信したい場合には少し面倒です。

そんな人は、キーボードの改行キーやEnterキーをタップすれば即座にメッセージが送信できるように設定変更できます。

改行(エンターキー)で送信する改行(エンターキー)で送信する

左:iPhone版右:Android版

iPhone版LINEの場合は、「ホーム」タブの設定ボタン[]から[トーク]を選択します。あとは「改行キーで送信」をオンにすればOKです。

Android版LINEの場合も、「ホーム」タブの設定ボタン[]から[トーク]を選択し、「Enterキーを送信」をオンにすることで設定完了します。

改行(エンターキー)で送信する改行(エンターキー)で送信する

左:改行/Enterキーから送信できるようにした場合右:そうでない場合

キーボードの改行/Enterキーをタップすると、すぐメッセージが送信されるようになります。短文でメッセージを送る派には重宝する機能でしょう。

ただ、すぐにメッセージが送れて便利な反面、1つのメッセージ内で改行ができなくなる点には注意が必要です。

その10:送信できなかったメッセージを自動で送信させる

通信環境などの問題で、一時的にLINEで送ったはずのメッセージや画像が送信できないことがあります。そんなときに「自動送信」設定をオンにしておけば、手動で送信し直さなくても、問題が改善したら勝手に再送信してくれます。

自動送信をオンにする

自動送信と聞くと、あらかじめ送信時間を設定しておき、その時間にメッセージが自動で送られる「送信タイマー」的な機能を想起しますが、残念ながらそれはできません。通信エラーや不具合等によるメッセージの未送信をサポートする機能にとどまります。

手順は「ホーム」タブの設定ボタン[]から[トーク]を選択。「自動再送」の項目をオンすれば完了です。

検証したLINEのバージョン:iOS版9.7.1、Android版9.7.5

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BOTAN