「LINEマンガ」はLINE(ライン)が提供している電子コミックサービスで、多彩なラインナップの漫画を一部無料で読むことができるとあって人気を集めています。
ただ、LINEマンガで自分がどんな漫画を読んだのかが「友達におすすめ」機能などで相手にバレてしまわないか心配、といった声を耳にすることもあります。そこで本記事では、LINEマンガで読んだ作品が友だちにバレてしまうケースについて検証しました。
「友だちにおすすめ」を使うとLINEマンガで読んだ作品がバレる
結論から言うと、自分が読んだマンガが不特定多数の友だちにバレことはありません。LINEマンガで普通に漫画を読んでいるだけなら、自分が読んでいる作品が他人に知られないか心配する必要はないでしょう。
ただし、先読み機能の一つである「友だちにおすすめ」を使うと、友だちにバレてしまうので注意が必要です。
「友だちにおすすめ」機能とは
[毎日無料]タブからマンガを1話読むと、「チャージ(無料)」が消費され、23時間経過すると「チャージ(無料)」が回復して次の話を無料で読むことができます。
友だちにおすすめ機能
通常なら23時間を経過しなければ次の話を読むことはできませんが、読もうとしている話を友だちにおすすめすることで、23時間を待たずに無料でそのマンガを読むことができます。これが「友だちにおすすめ」機能です。
おすすめされた友だちのトークルームにはこのように表示される
友だちにおすすめ機能を利用すると、おすすめされた友だちのトークルームにマンガの作品名が表示されます。過去に読んだマンガの履歴がバレてしまうことはありませんが、自分がおすすめしたマンガはその友だちに知られることになります。
友だちとの関係性やおすすめする作品を考慮したうえで、利用したほうがよいでしょう。
読んでいるマンガが友だちに知られるその他のケース
友だちにおすすめ機能以外にも、LINEマンガで読んだ作品が友だちに知られてしまうケースは次の2通りが考えられます。
LINEのタイムラインやSNSでシェアした場合
1つは、LINEのタイムラインやSNSにシェアした場合です。
左:iOS版アプリの場合右:Android版アプリの場合
自分が読んでいるマンガは、トークで友だちにおすすめしたり、LINEのタイムラインやTwitter、フェイスブックでシェアすることが可能です。
LINEのタイムラインにシェアすると、友だちのタイムラインにはこのように表示される
当然ですが、これらの操作をおこなえば、自分がシェアした作品が他人に知られることになります。
マンガにコメントした場合
LINEマンガでは、漫画に対してコメントを残すことができます。コメントを残した際にユーザー名が表示されるので、そこからバレてしまう可能性があります。
左:自分が投稿した際の画面右:LINEの友だちが見る画面
ただし、LINEマンガでは専用のニックネームを設定することができます。このニックネームをLINEのユーザー名と異なる名前に設定すれば、LINEの友だちがそのコメントを読んでも誰が書き込んだのか知られることはありません。
LINEマンガの「シェア先読み機能」は廃止
LINEマンガではかつて「シェアして先読み」機能がありましたが、2018年6月に実施されたサービスアップデートにより廃止されました。
シェアして先読み機能は、連載マンガの最新話を読み終わった際、LINEのトーク画面で友だちにおすすめしたりTwitterに投稿したりすることで、1話先の連載を先読みできるというもの。機能廃止により、現在は利用することができなくなっています。