LINEで告白はアリ?ナシ? 気持ちを伝えた人は意外と多かった

LINEで告白してもいいのだろうか。気になる人や好きな人とLINEで会話をしながら、そんな衝動に駆られた人もいるのではないでしょうか。

面と向かって気持ちを伝えるのはなかなか勇気が必要ですが、LINEなら送りやすいもの。また逆に、「LINEで告白された気がするけど、本気なの?」と気になっている人もいるかもしれません。

本当の気持ちは相手に聞いてみなければわかりませんが、LINEで告白した・された経験やエピソードなど、ほかの人の体験が気になるところです。そこで、20~30歳代の女性227人にアンケートを実施しました。

LINEで告白した・されたことのある人の割合は?

単刀直入に、LINEで告白したり、されたりした経験のある人はどれくらいいるのでしょう。

「あなたはLINEで告白した/されたことがありますか?」と質問したところ、結果は以下の通りになりました。

LINE 告白

「告白されたことがある」と答えた人は26.4%と、ほぼ4人の1人の割合。意外と多い印象です。

一方で、「告白したことがある」人は6.2%。ここから予想できるのは、男性から女性へ告白する割合のほうが圧倒的に多いということ。LINEを使った告白でも、やはり男性から女性へ、というのがスタンダードなのでしょうか。

また、「告白したことがある」「告白されたことがある」のいずれも、30歳代より20歳代のほうが高い割合に。どちらも約1.8倍の数字となりました。

若い女性のほうがLINEと親和性が高かったり、LINEでの告白に抵抗が少なかったりするのかもしれません。

LINEでの告白について、女性の本心は?

女性はLINEで告白されて嬉しいのか、本心が気になります。

「今後告白されるとしたら、どのような方法で告白されたいと思いますか?」と質問したところ、以下の結果になりました。

LINE 告白

「面と向かって言われたい」が圧倒的多数の89%。だからといって、面と向かって伝えたほうがOKをもらえる可能性が高まるとはいえませんが、好きな女性に告白するのだから、相手が喜ぶと思われる方法を選んだほうがいいでしょう。

今回は複数の回答ができる設問だったため、ほかの選択肢ももう少し票が集まるかと予想しましたが、「電話」が8.4%、「LINE」が6.6%。いずれも1割未満と少数でした。

LINEで告白されたときの内容

手紙で思いを伝えていた時代には、凝った文面や長く真面目な文章を綴る人も多かったと想像できます。過去には、ラブレターを題材にした映画や小説も多くあったものです。

その後、メールがコミュニケーションのメインとなっても、やはり思いの丈を長文で書く人は多かったのではないでしょうか。LINEでは、果たしてどんな文面で告白するのでしょう。フリーコメントで、「LINEで告白をされた時、どんな言葉で言われましたか?」と聞いてみました。

真剣・マジメなパターン

「友達の紹介で知り合った同い年の男性から『直接言おうと思ったけど、緊張して言えなかった。よかったら付き合ってください』とLINEがきた」(28歳・千葉)

「飲みに行ったあと、無事家に着いたか確認のメッセージをやりとりしているとき。ストレートに『好き』と言われた」(35歳・福島)

「普段通りに話している時に『付き合って欲しい』と言われた」(31歳・大阪)

短い文章でやりとりするLINEだけに、短くストレートに伝えるパターンが多いようです。ほかにも、「ストレートに『好き』と言われた」という主旨の回答が多いのも印象的でした。アンケートによると、短く、マジメに伝える人が多いことが見て取れます。

一方で、長文のメッセージが届いたというケースも。

「真剣に好きと長文で言われた」(27歳・福岡)

その後の結果までは不明ですが、女性としては嬉しい反面、すぐに改行されるLINEではちょっと読みにくそうですね……。

やや軽いノリのパターン

「日常会話みたいなメールをしているときに突然」(31歳・東京)

「酔った勢いで、LINEスタンプ付きで(笑)」(31歳・神奈川)

「冗談か本気かわからないようなノリ」(37歳・福島)

「冗談っぽく書かれていたので、冗談っぽく返した」(25歳・大阪)

多くはないものの、上記のように冗談っぽく言われたという回答もありました。本当に好きな人から冗談っぽく伝えられたら……回答に迷ってしまいますね。

LINEで告白したときに送ったメッセージ

LINE 告白

女性から男性へ、LINEで告白するときはどんな言葉を選ぶのでしょうか。「LINEで告白した時、どんな言葉で相手に言いましたか?」と質問してみました。

「告白したことがある」の数が少ないため、エピソードはさほど多くありませんが、目立ったものをいくつか紹介します。

「スタンプで伝えました」(36歳・埼玉)

「~くんのこうこうこういうところが好きです!もし、よろしければお付き合いくださいませ」(20歳・和歌山)

「気づいていたと思うんですけど、好きでしたよ」(21歳・京都)

「本気の告白というより、探る感じで言った」(24歳・東京)

スタンプで伝えるパターンもあるとは驚きです。いずれにしても、短い言葉で率直に伝えているのがわかります。

LINEで告白されたことのある20~30歳代の女性は、ほぼ4人にひとり。また、ストレートに短い文章で告白されているとわかりました。とはいえ、女性としては、「面と向かって告白されたい」が本音というのも明らかになりました。

時代は変わっても、ずっと変わらない女心があるのでしょうね。

調査方法:Fastask

実施日:2017年1月18日

対象:日常的にLINEを使っている20-30歳代女性(227人)

構成・文:栃尾江美

編集:アプリオ編集部