LINEに新しく追加された「AIメッセージ変換」は、入力したメッセージを任意の口調に自動変換してくれる機能です。なかでも便利なのが誤字修正で、送信前にボタンを1回押すだけでAIがメッセージの誤字脱字を直してくれます。
本記事では、LINEのAIメッセージ変換でできることや、実際の使い方について解説します。
LINEの新機能「AIメッセージ変換」とは
LINEの新機能「AIメッセージ変換」
LINEのAIメッセージ変換は、入力したメッセージを任意の口調に変換できる機能です。用意されている口調は、「敬語」「タメ口」「誤字修正」「ねこ語」「侍言葉」の5つあります。


とりわけ実用的なのが「誤字修正」です。下書きしたメッセージを読み返して誤字脱字を自分で見つけるのは面倒ですが、AIメッセージ変換を利用すれば「誤字修正」ボタンを1回タップするだけで自動的に修正してくれます。

敬語などへの変換も可能です。上の画像のように、「おはよー。今日体調悪いから休むわ。よろしく。」という文章を入力して[敬語]をタップすれば上司に送るようなメッセージに、[侍言葉]をタップすれば時代劇のような口調に一瞬で変換されます。
なお、AIメッセージ変換は試験的に提供されている機能です。文字数は300字以内という制限があり、AIメッセージ変換の規定回数(詳しい回数は未公表)を超えると利用が制限されたり、利用可能人数の上限(詳しい上限は未公表)に達すると利用できなくなったりする可能性があります。
AIメッセージ変換の使い方(誤字脱字を修正する方法)
実際に「AIメッセージ変換」を使って、誤字脱字を修正する方法を解説します。敬語など、そのほかの口調に変換する場合も操作手順は同じです。
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LINEラボで「AIメッセージ変換」をオンにする
「AIメッセージ変換」は現在(2025年3月時点)、LINEアプリに正式実装される可能性のある新機能を試験的に使える「LINEラボ」で提供されています。そのため、まずLINEラボでの設定が必要です。
LINEアプリを起動し、「ホーム」タブ右上の設定ボタン
をタップ。[LINEラボ]へ進みます。「AIメッセージ変換」をオンにし、利用規約を確認します。最下部までスクロールし、[同意する]をタップしてください。これで準備は完了です。
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メッセージを入力し、AIボタンから「誤字修正」を選択
トークルームを開き、メッセージを入力したら[AI]ボタンをタップ。続いて[誤字修正]をタップします。なお、メッセージは300字以内に収めるようにしてください。
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送信前のメッセージの誤字脱字が修正される
誤字が修正される
すると、誤字が修正された文章に変換されます。
あとは通常どおり送信すればOK。誤字修正されたメッセージが相手に送られます。