君がきらめく季節に

数奇な運命が交差する切ないヒーリング・ラブストーリー『君がきらめく季節に』

チェ・ジョンヒョプが太陽のような青年に

恋愛ドラマにおいて『すれ違い』をどう生み出すかは重要なポイントです。その手法は千差万別ですが、本作はこれまでにない珍しい設定で男女のすれ違いを描いています。

ディズニープラスで配信中の韓国ドラマ『君がきらめく季節に』は、過去の大事件と記憶の混濁、そして誰にも言えない秘密が絡み合い、想い合っているのに通じ合えない男女の心の機微を描いたヒーリング・ラブストーリーです。

ある出来事をきっかけに冬のように心を閉ざしてしまった女性と、夏のように明るくエネルギッシュなアニメーターの青年が出会い、止まっていた時間が少しずつ動き始めます。一話を見ただけでは全貌が見えない巧みな構成も、本作ならではの魅力です。

過去と現在が絡み合う、切ない恋の行方

ハランには、韓国とアメリカで遠距離恋愛を続ける恋人がいました。オンラインメッセージで励まし合う日々を送っていましたが、ハランが短い休暇を利用して恋人のもとへ向かおうとした矢先、彼が通う大学で大事件が発生。ハランは最愛の人を失ってしまいます。数年前には両親も亡くしていたハランは、大切な人を次々と失ったことで深い喪失感を抱え、「もう二度と人を愛さない」と心を閉ざして生きるようになります。

それから7年後。そんなハランの前に、アニメーターとして働く青年・チャンが現れます。初対面のはずなのに、自分のことをよく知っている彼。不審に思ったハランは警戒しますが、彼がハランを知っている理由には、7年前の大事件へとつながる大きな秘密が隠されています。

その秘密が明かされていく過程と、過去と現在が少しずつ結びついていく構成は、本作最大の見どころのひとつ。恋愛ドラマでありながらミステリーのような面白さも味わえます。

心の傷と身体の傷が交差する展開

物語のポイントとなるのは、2人がそれぞれに抱える「傷」です。

ハランは愛する人を失ったことで、雪に覆われた冬のように光が差し込まない「心の傷」を抱え、周囲に対して固く心を閉ざしています。

一方のチャンもまた、過去の出来事によって心身に深い傷を負いながら生きています。身体には大きな傷跡が残り、トラウマのせいで騒がしい場所ではひどい発作に襲われるという深刻な状態です。

心に厚い壁を作ったハランの懐に、チャンはどうやって入り込み、その心を開かせることができるのか。そして、お互いの傷をどう癒やしていくのかが、今後の展開を左右する重要な鍵となります。

実力派俳優2人が魅せるケミストリー

本作の主人公チャンを演じるチェ・ジョンヒョプと、ヒロインのハラン役を務めるイ・ソンギョンの魅力が本作の大きな見どころです。

日本でも大ヒットした『Eye Love You』で知られるチェ・ジョンヒョプは、明るい夏の太陽のような性格で、誰とでも仲良くなれる青年を快活に演じています。その無邪気な笑顔の裏に、ハランに対する秘めた想いと壮絶な過去を隠し持つという、深みのある役どころです。

対するイ・ソンギョンも、現在は心を閉ざしているものの、本来は愛情深く、家族をいつも気にかけている人間味を持った人物を見事に表現しています。ファッションデザイン会社のチーム長でもあるので、洗練された彼女の着こなしも要注目です。

俳優たちの繊細な演技合戦も見どころの本作。太陽のようにエネルギッシュなチャンが、冬の雪のようなハランの心をどう温め、溶かしていくのか。切ない設定を極上のヒーリングストーリーへと昇華させてくれる予感がする作品です。

『君がきらめく季節に』を見る(ディズニープラスで配信中)

『君がきらめく季節に』のストーリー

「Eye Love You」チェ・ジョンヒョプ待望の主演最新作!「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズのイ・ソンギョンと豪華共演。夏のように明るいチャンと、冬のように心を閉ざしたハラン。正反対のふたりが出会うとき、止まっていた時間は春のようにきらめき始める――「おつかれさま」制作スタジオ×「彼女はキレイだった」脚本家が贈る、心を癒すハートフル・ラブロマンス。

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