iPhoneを使っていて、最もチェックする機会が多いのはバッテリー残量の表示かもしれません。ただ、初期状態のiPhoneではバッテリー残量がパーセント(数字)で表示されないため、設定が必要になります。
さらにiPhone X以降のモデルでは、画面上部の表示スペースが狭くなった都合で、バッテリー残量をパーセント(%)で表示するオプションがなくなりました。残量を具体的な数値で正確に知りたいとき、これでは不便です。
そこで本記事では、購入したばかりのiPhone 13シリーズなどにおいて、バッテリー残量をパーセント表示する方法を解説。iPhone X以降のホームボタンがないモデルでも基本的に操作方法は同様です。もちろん、iPhone SE 第2世代やiPhone 8以前などホームボタン搭載の機種でバッテリー残量をパーセント表示する設定も紹介しています。
コントロールセンターでバッテリー残量のパーセント表示を確認する
最も簡単なのは、「コントロールセンター」から確認する方法です。画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを引き出すと、画面右上にバッテリー残量がパーセント表示されます。
普段はアイコンの状態でバッテリー残量を気にしつつ、コントロールセンターで正確な数値をときどき確認するという使い方をするとよいでしょう。
なお残念ながら、iPhone 13をはじめとした下記のホームボタンを搭載しないモデルでは、ホーム画面の通知バー上で常時バッテリーをパーセント表示させておくことはできません。
- iPhone 13(2021年秋発売)
- iPhone 13 mini(2021年秋発売)
- iPhone 13 Pro(2021年秋発売)
- iPhone 13 Pro Max(2021年秋発売)
- iPhone 12(2020年秋発売)
- iPhone 12 mini(2020年秋発売)
- iPhone 12 Pro(2020年秋発売)
- iPhone 12 Pro Max(2020年秋発売)
- iPhone 11(2019年秋発売)
- iPhone 11 Pro(2019年秋発売)
- iPhone 11 Pro Max(2019年秋発売)
- iPhone XS(2018年秋発売)
- iPhone XS Max(2018年秋発売)
- iPhone XR(2018年秋発売)
- iPhone X(2017年秋発売)
ウィジェットでバッテリー残量のパーセント表示を確認する
iPhoneのバッテリー残量をパーセントで確認する方法は、もう1つあります。それは「ウィジェット」で確認する方法です。
AirPodsなどのApple系の周辺機器を利用している人や、コントロールセンターを都度開くのが面倒だという人は、バッテリーのウィジェットをホーム画面に追加すると便利です。
ホーム画面の空白部分を長押しして「+」をタップ
ホーム画面の空白部分を長押しすると、アプリのアイコンが揺れ出します。画面左上の[+]ボタンをタップしてください。
バッテリーのウィジェットを選択
画面をスクロールし、[バッテリー]のウィジェットを選択します。
バッテリーのウィジェットは初期状態で選択できるため、別アプリをインストールする必要はありません。
ウィジェットのスタイルを選択します。ウィジェットは大中小あわせて3種類あります。
ウィジェットを選択したら、[ウィジェットを追加]をタップしてください。
ウィジェットの追加が完了する
これで、ホーム画面にバッテリーのウィジェットが追加されました。ウィジェットからいつでもバッテリー残量を確認できます。
ホームボタンがある機種(iPhone SE 第2世代など)でバッテリー残量を表示する設定
iPhone SE 第2世代やiPhone 8以前のホームボタンがある機種での初期状態では、バッテリー残量は画面右上に電池マークのみで表示されています。
設定をおこなうことで、すぐ画面右上にパーセント(数値)による表示を加えることが可能です。
「設定」アプリを開いたら[バッテリー]を選択し、「バッテリー残量(%)」をオンにします。これにより、電池マークのすぐ左にバッテリー残量がパーセント表示されるようになります。