iOS 18では、iPhoneのホーム画面にあるアプリのアイコンをカスタマイズする新機能として、アイコンのカラーを変更したり、サイズを調節したりできるようになりました。ホーム画面には色とりどりのアイコンが並んでいますが、少しうるさく感じるときなどに試してみましょう。
また、ダークモード時に利用できるダーク用アイコンも追加されています。ホーム画面だけでなくアイコンもダークモードになるので、画面全体が落ち着いて見えます。
ここでは、iPhoneでアプリのアイコンを変更し、ホーム画面の外観をカスタマイズする方法を紹介します。
ダークモード用のアイコンを表示する
iOS 18では、ダークモード時に使用できるアイコンが追加されています。2024年10月の時点で、標準アプリのほか一部のアプリがダークモード用アイコンに対応しています。
iOS 18へアップデートした場合、ダーク用のアイコンを利用するには手動での設定が必要です。以下の方法でダークモードを利用できるように設定してください。


ホーム画面の何もない場所を長押しし、[編集]→[カスタマイズ]とタップします。

「ライト」または「ダーク」を選択

「ダーク」適用時の画面
画面下部にカスタマイズ用のメニューが表示されます。通常のアイコンとダークモード用のアイコンは、[ライト]と[ダーク]で切り替えます。
ホーム画面がライトモードでも、[ダーク]を選択すればダーク用のアイコンを表示できます。また[自動]をタップすると、ダークモードへ切り替えるタイミングでアイコンが自動で変化するようになります。


「ダーク」適用時に明るさ調節した場合
メニュー左上にある明るさ調節ボタン
をタップすると、画面の明るさ調節のオン/オフを切り替えられます。「ダーク」適用時に背景が少し暗いと感じたら、明るさを調節するといいでしょう。
ダークモードでダーク用のアイコンを表示するとこのようになる
端末のダークモードを設定し、アイコンも「ダーク」を適用すると、画面全体が暗くなるうえにアイコンも黒基調となります。通常のダークモードよりもさらに配色を抑えたいときに試してみてください。
アプリアイコンの色合いを調整する
アプリのアイコンは、アプリの開発者が用意するのでアプリごとにバラバラです。サイズと形こそ同じものの、いろいろなアプリが並んでいるホーム画面は、ごちゃごちゃしがちです。同じ色調のアイコンをまとめるなど涙ぐましい努力をしているユーザーもいるかもしれません。
新しい色合い調整機能を利用すれば、アイコンの色調の統一が可能。スライダを操作して好きな色を選んだり、ホーム画面の壁紙の色をスポイトで取得したりできます。


メニューで[色合い調整]をタップすると、色調と明るさを調整するスライダが表示されるので好きな色になるように操作します。
メニュー右上にあるスポイトアイコンをタップすると、壁紙の好きな場所から色を取得できます。また左上にある明るさ調整のアイコンをタップすると、背景の明るさが最大化します。


アプリライブラリや「今日の表示」画面も変化する。バッジや株価などは視認性が悪くなることがある
色合いを調整すると、ホーム画面の印象が大きく変化します。アプリライブラリやウィジェット専用の「今日の表示」画面も、すべて同じ色合いになります。バッジのアイコンやウィジェットによっては表示が見にくくなることがあるので注意が必要です。
色合い調整をやめて元の表示に戻したいときは、カスタマイズメニューを表示して[ライト]または[ダーク]をタップします。
なお、色合い調整機能を利用すると「ダーク」適用時と同様に背景が暗くなるため、背景を明るくしたい場合は前述の明るさ調節をおこなってください。
アプリアイコンのサイズを変更する


アイコンのサイズを「大」にすると、アプリ名やフォルダ名が非表示になる
カスタマイズメニューにある「小」/「大」をタップすると、アプリサイズが切り替わります。初期状態は「小」です。「大」にすると、アプリ名やフォルダ名が非表示になり、アイコンのサイズが大きくなります。
アイコンサイズを大きくすると、アプリライブラリ内のアイコンも大きくなります。ウィジェット名も非表示になるので、ホーム画面がかなりすっきりします。
なお、1つの画面に表示できるアイコンの数に変化はありません。