【iPhone】ホーム画面の整理が何倍も速くなる、複数アプリをまとめて移動させる方法
長い間、iPhoneやiPadでは一度に移動できるアプリアイコンが1つに制限されていました。そのためホーム画面にたまったアプリを整理しようと思い立っても、1つか2つアプリを移動しただけで、投げ出してしまったという経験をお持ちの人は多いでしょう。
iOS 11では、ようやくこの部分が改善されて、複数のアイコンをまとめて移動できるようになりました。ページをまたいだ移動も自由自在です。たった一度の移動で、何個ものアイコンを隣のページにも、フォルダの中へも好きな場所へ移動できます。ホーム画面の整理が10倍以上速くなると言っても過言ではないので、ぜひ方法を覚えましょう。
複数のアプリをまとめて移動する方法
1アプリを長押しする
まずはいつも通りアプリのアイコンを長押しし、波打ち状態にします。
2アプリをドラッグする
移動したいアプリを1つ選んで、左肩の[x]が非表示になるように、少しだけドラッグします。
3他のアプリをタップする
空いている指で別のアプリをタップします。タップするたび、アプリがまとまります。指を離さなければ、アプリを束ねたままドラッグできます。
4アプリを移動して指を離す
まとめたアプリを好きな場所へ移動させ、指を離すとまとめたアプリが並んで表示されます。
まとめたアプリを他のアプリに重ねてフォルダを新規作成したり、既存フォルダに放り込んだりすることも、アプリを1つずつ整理する場合と同じ感覚で実行できます。
フォルダの新規作成なども可能
今回紹介した方法は、1、2度練習すればすぐにマスターできるはず。滅多なことではホーム画面を整理しなかった人も、今後はこまめに整理する気になれるかもしれません。
コツと注意点
複数のアプリをまとめて移動したいときは両手を使ったほうが簡単です。
操作のコツは、移動が終了するまでアイコンから指を離さないこと。途中で指を離してしまうと、アプリの選択状態が解除されます。
また一度選択したアプリは選択解除できません。この場合は、指を離して最初から操作をやり直します。
なお、アプリをまとめて移動する方法としてiTunesを使うやり方もありましたが、iTunes 12.7以降はアプリの管理機能がなくなったため、利用できなくなっています。
iPhoneアプリを整理する方法──アイコンの移動/削除とフォルダ作成
検証端末:iPhone 7(iOS 11.0.2)
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