【iOS 12】手動アプデ派は要確認、iOSに導入された「自動アップデート」機能がオンになっているかも
iOS 12ではさまざまな機能が新登場していますが、セキュリティ面でも見逃せない機能が追加されています。iOSの「自動アップデート」機能です。
iOSの自動アップデート機能は全体としては望ましいが、手動派は要注意
セキュリティ上の問題点を修正するアップデートであっても「面倒だから」と放置しがちになってしまうiPhoneユーザは少なくありません。この点、自動アップデート機能がオンになっていれば、一定の条件(後述)のもとアップデートが夜間に自動でダウンロード・インストールされます。自動アップデート機能の存在がiOSの安全性を高める方向に働くわけです。
一方で、iPhoneユーザの中には「手動でアップデートしたい」というニーズが根強くあります。主な理由は、iOSアップデートによって発生しがちな不具合の影響を避けるためです。これまで痛い目に遭わされてきたユーザは、iOS 12でも手動でアップデートすることを望むはずです。
ここで”手動アプデ派”が気をつけたいのは、iOS 12へのメジャーアップデートが実行される際に自動アップデート機能がオンになってしまっている可能性があること。というのも、アップデートがインストールされてiPhoneが再起動したあとの設定画面で何気なく[続ける]ボタンをタップしていると、自動アップデート機能が有効化されてしまうのです。
iOSの自動アップデート機能のオン/オフを切り替える方法
iOSの自動アップデート機能のオン/オフを確認し、切り替える方法は難しくありません。
「設定」アプリ→[一般]→[ソフトウェア・アップデート]とタップすると、[自動アップデート]の項目で「オン」か「オフ」かを確かめられます。
設定を変更するには、[自動アップデート]をタップし、次の「自動アップデート」画面でトグルスイッチを切り替えるだけです。
iPhoneでiOSをアップデート(バージョンアップ)する方法
自動アップデートが実行される条件
「設定」アプリ内の説明によれば、以下の条件を満たしたときに夜間に自動アップデートが実行されます。
- iPhoneが充電器に接続されている
- iPhoneがWi-Fiに接続されている
なお、アップデートがインストールされる前に通知が送られてくるとのこと。筆者はまだ自動アップデート機能を試せていないので、実際の挙動を確認でき次第、この記事の内容に反映させる予定です。