GoogleアプリやChromeで検索する際、検索ボックス(検索窓/検索バー)をタップすると、過去に自分が検索したキーワードや「話題の検索キーワード」が候補として表示されます。
同じキーワードで検索するときには便利ですが、検索する度に履歴が表示されるのは煩わしいもの。また、第三者にどんなことを調べているのか目視されてしまうリスクもあります。話題の検索キーワードは邪魔に感じられることもあるでしょう。
本記事では、AndroidスマホやiPhoneでGoogle検索ボックス上の履歴を表示させない設定方法を解説。あわせて、履歴を保存させない方法も紹介しています。
「Googleアプリ」で検索している人向けの方法

Googleアプリのアイコン

ホーム画面に設置されているGoogleアプリの検索ウィジェット
まずは、「Google」アプリをメインに使っている人向けに、検索ボックス上の履歴や「話題の検索キーワード」を非表示にする方法を解説します。
なお、Androidスマホのホーム画面に設置されているのは、Googleアプリの検索ウィジェットです。ここから検索する機会が多い人は、本項目を参考にしてください。
「話題の検索キーワード」を非表示にする手順
まずは、2022年6月ごろから表示されるようになった「話題の検索キーワード」を非表示にする方法から紹介します。


「Google」アプリもしくは検索ウィジェットを開き、右上に表示されるアカウントアイコンをタップします。展開したメニューで
を選択します。

に進み、「最近の検索キーワードに基づくオートコンプリート」のスイッチをオフにしましょう。以降、Googleの検索ボックス下に「話題の検索キーワード」は表示されません。
自分の検索履歴を非表示にする手順
続いて、過去に自分が検索したキーワードを表示させないようにします。


「Google」アプリもしくは検索ウィジェットを開き、右上に表示されるアカウントアイコンをタップ。展開したメニューで
を選択します。

再びGoogleアプリの設定メニューに戻ったら、
をタップ。 をオフにします。これ以降は、検索ボックスに自身の検索履歴が表示されなくなるはずです。
なお、「アカウントに基づく情報の表示」設定をオフにしてもパスワードマネージャーなどは正常に機能します。オフにしたところで、大きな問題はないでしょう。
「Chromeアプリ」で検索している人向けの方法

続いて、「Chromeアプリ」で検索している人向けの方法を紹介します。ただ、完全に消せるのは「話題の検索キーワード」のみ。Chromeアプリで新しいタブを作成して検索すると、どうしても検索ボックス下に過去に自分が入力したワードが表示されてしまいます。
筆者が調べた限り、新しいタブの履歴表示を回避する設定はありません。シークレットモードタブで検索するのが現状最も有効な対処法となります。
「話題の検索キーワード」を非表示にする手順
まずは、2022年6月ごろから表示されるようになった「話題の検索キーワード」を非表示にする方法から紹介します。


Chromeアプリのホーム画面にある検索ボックスで適当な言葉を入力して検索します。検索結果の一覧画面で左上にあるメニューボタン
を押しましょう。

に進み、「人気の検索キーワードを表示しない」にチェックを入れて[保存]をタップしましょう。これで設定完了です。
シークレットモードタブで検索する手順
前述したように「Chrome」アプリで新しいタブを開くと、どうしても検索履歴が表示されてしまいます。これを回避する方法はありません。
ただ、工夫すれば履歴を表示させないように検索することは可能です。その方法のひとつがシークレットモードの活用です。

シークレットモードタブ使用中は、検索やWebサイトの閲覧をしても履歴に残りません。
また、検索ボックス上の履歴などもすべて非表示になるので、自分の端末の画面を他人に見せるときなど、一時的に履歴を隠したいシーンで役立つでしょう。

iPhone

Androidスマホ
iPhone、Androidスマホともにホーム画面上でChromeアプリを長押しし、メニューからシークレットタブないしシークレット検索を選択すればOKです。
Chromeのシークレットタブ使用中は、閲覧・検索履歴やCookieなどの情報が保存されません。