iOS版Gmailアプリでは、メール本文の外部リンクをタップすると「Safari」が起動するのが基本仕様。しかし、Google製ブラウザ「Chrome」をiPhone/iPadにインストールしていると、自動的に使用ブラウザがChromeに切り替えられてしまいます。
GmailもChromeも使うけど、Safariも変わらず併用したい──。ここでは、そう考えるユーザ向けにiOS版Gmailアプリでリンクを開くブラウザを変更する方法を解説します。使用ブラウザをリンクを開く度に選択できるように設定する方法も紹介します。
iOS版Gmailでリンクを開くブラウザを変更する方法
リンクを開く既定のブラウザは、アプリ内の「設定」で変更できます。
1[設定]をタップする
まず、左上のメニューアイコン[]をタップするか画面左端から右スワイプしてメニューを表示し、その中から[設定]を選択します。
iOS版Gmailのメニュー
2[Google Apps]をタップする
「設定」画面が表示されるので[Google Apps]をタップします。
「設定」画面
3ブラウザを選択する
「Google アプリ」画面に移動するので、リンクを開くのに使いたいブラウザ(ここではSafari)をタップすると、チェックマークが表示されます。これで使用ブラウザの変更が完了しました。
Safariに切り替えられた
ちなみに、同様の方法で既定のマップアプリを変更することも可能です。
iOS版Gmailでリンクを開く度にブラウザを選択する設定
特に何も設定を変えていなければ、[使用するアプリを常に確認する]のスイッチがオフの状態になっているはずです。
この状態だとブラウザの選択メニューは表示されない
スイッチをタップしてオンに切り替えると、ChromeとSafariの項目が薄くなり、メール本文の外部リンクをタップした際に起動するブラウザを都度選択できるようになります。
使用するブラウザを毎回選択できるようになる
たとえば、以下のようにメール本文に「http://appllio.com」というリンクが記載されているとします。このリンクをタップすると、ブラウザの選択メニューが表示されるようになっているはずです。
ブラウザを使い分けたい場合に便利
ここでChromeかSafariのいずれかの[開く]をタップすれば、そのブラウザでリンクを開くことができます。
なお、ブラウザ選択メニュー下部にも[使用するアプリを常に確認する]のスイッチがオンの状態で表示されます。オフに変更した上でどちらか片方のブラウザでリンク先を開けば、そのブラウザがリンク先を開くブラウザとして固定されるようになります。
検証したGmailのバージョン:iOS版5.0.7