ゲオ(GEO)で中古スマホを探していると、目に入る「状態B」の文字。ゲオ公式が定める「状態B」の基準には「気にならない程度の微細な傷や使用感がある」と記載されてはいるものの、状態Aより数千円〜1万円近く安いことも多く、購入を悩む人は非常に多いはずです。
本記事では、筆者が実際にゲオで中古のiPhone 12(状態B)を購入した実体験をもとに、届いた端末の状態からバッテリー残量、実際に使ってわかったデメリット・注意点まで紹介します。ゲオで中古スマホのiPhoneの購入を迷っている人は参考にしてください。
今回はゲオオンラインストアで状態BのiPhone 12(64GB)を購入
ゲオの公式オンラインストアで購入
レビューに移る前に、今回筆者が実際に購入した中古iPhoneの詳細をまとめました。
| 購入場所 | ゲオオンラインストア(公式ネット通販) |
|---|---|
| 購入機種 | iPhone 12 |
| ストレージ容量 | 64GB |
| 発売元のキャリア | SoftBank |
| カラー | ブラック |
| 商品金額(税込) | 2万6726円 |
| 送料 | 0円 |
2020年の発売当時は約9万〜10万円ほどしたiPhone 12ですが、ゲオの「状態B」であれば総額2万6726円という圧倒的な安さで購入できました。
見た目(外装)を徹底チェック
さっそく開封して、端末の状態を細かくチェックしてみましょう。
外箱や充電ケーブルなどは付属せず、本体のみ届いた
ゲオオンラインストアで購入したiPhone 12は、注文から2日で「ゆうパック」にて到着しました。箱を開けてみると、段ボールの上下を挟むように紙製の緩衝材がぎっしり敷き詰められ、端末自体もプチプチで厳重に包まれていました。
外箱や充電ケーブルなどは付属せず、本体のみの状態で発送されてきました。このあたりは「付属品なし」という事前の説明通りです。同梱されていたのは納品書と「赤ロム(ネットワーク利用制限)」に関する注意事項の紙のみで、保証書や説明書はありません。
フレームに若干目立つ傷が1箇所
フレーム部分に削れて欠けたような傷がある
本体の右側、ちょうどエッジの部分に、少し削れて欠けているような傷が見つかりました。
塗装が剥げてアルミの地の色(シルバー)が見える
今回筆者が購入したiPhone 12はカラーが「ブラック」だったため、塗装が剥げてアルミの地の色(シルバー)が見える形になり、若干目立つ印象です。
意識して見ないと気が付かないレベルの小ささ
しかし、端末全体の大きさからすれば、よほど意識しない限りは気にならないレベルです(3枚目の写真参照)。「いわれてみれば、ここが少し白いかな?」という程度なので、他人の目が気になるような傷ではありません。
ゲオ公式が定める「状態B」の基準には「気にならない程度の微細な傷や使用感がある」とあります。事前の説明通り、まさに「よく見れば傷があるけれど、目立たない」という、基準通り状態のものが届いたという印象です。
スピーカー部分(上下)と充電口に汚れあり
上部の受話スピーカーのメッシュ部分に汚れがたまっている
本体下部のスピーカー穴(左右)やLightning(充電)ポートの内部も汚れている
本体下部のスピーカー穴(左右)や、上部の受話スピーカーのメッシュ部分、そしてLightning(充電)ポートの内部に小さなホコリや微細なゴミが詰まっているのが確認できました。
小さな綿ホコリや微細なゴミがかなりたまっている
これによってスピーカーの音がこもったり、充電ケーブルが奥まで刺さらなかったりするような機能的な不具合はなかったものの、見た目はかなり悪いです。
明るい場所でみるとより目立つ
販売前に端末のクリーニングはおこなわれているはずですが、状態Bの「経年劣化や傷がある商品」という特性上、こうした細かい部分の汚れまでは完全に取り除かれていないケースがあるようです。
画面(ディスプレイ)の状態はかなり良好
画面の傷は見当たらず、かなり良い状態
光の角度を変えながら念入りにチェックした
驚いたことに、画面の傷は一切ありませんでした。かなり念入りにチェックしましたが、薄い線傷すらも見当たらず、まさに「無傷」といっていい非常に綺麗な状態です。
薄い線傷すらも見当たらず、無傷といっていい状態
ゲオの公式オンラインストアの「状態B」の基準には「液晶パネルに薄い傷がある(光を当てなくても判る薄いキズ)」と明記されているため、ある程度のダメージは覚悟していました。それだけに、この美しさは嬉しい誤算です。ネット購入なので個体差はありますが、今回は「たまたま大当たりを引けた」のかもしれません。
カメラレンズ周りに塗装剥げが複数個所(実用面では問題なし)
カメラレンズの周りに細かい傷がある
背面のカメラレンズには、レンズの周囲を囲んでいるアルミの縁(フチ)部分にわずかな塗装剥げがありました。
よく見るとアルミの縁(フチ)部分に塗装剥げがあるのが分かる
レンズ自体には傷はなく、写真や動画の撮影も正常におこなえます。実際に写真や動画を試し撮りしてみましたが、ピントが合わなかったり、モヤが写り込んだりするようなトラブルは一切ありませんでした(iPhone 12で実際に撮影した画像参照)。
背面ガラスはかなりキレイな状態
背面ガラスには、擦れたような細かい小傷が数箇所確認できました。しかし、一目で分かるような目立つ傷やひび割れは一切なく、全体的にはツヤも残っていてかなり綺麗な状態を保っています。背面全体のコンディションは、おおむね良好だといえます。
バッテリーの状態を徹底チェック
中古iPhoneを買う上で、外装以上に重要なのが「バッテリーの最大容量」です。日常使いに耐えられる状態なのか、検証しました。
バッテリーの膨張や発熱はなし
中古の格安端末で一番怖いのが、バッテリーの劣化による「パネルの浮き(膨張)」や「異常な発熱」といった安全面のリスクです。
左側面
右側面
届いた端末を横からチェックしてみましたが、液晶パネルが押し上げられるような膨張のサインはありませんでした。
クイックスタートによるデータ移行も試した
また、初期設定やアプリのダウンロード・データ移行など、端末に負荷がかかる場面でも本体が異常に熱くなることはなかったです(ほのかに熱は持っていた)。内部的な劣化による危険性はなく、安心して使える印象です。
設定画面上でのバッテリー最大容量は85%
設定アプリ→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から最大容量を確認できる
iPhoneの「設定」アプリからバッテリーの最大容量を確認したところ、「85%」でした。
Appleが定めるバッテリーの交換目安は「80%」。Appleの公式保証「AppleCare+」で交換の対象になるのも、「80%未満」が基準です。
AppleCare+に加入すると、保持容量が本来の容量の80%未満になったバッテリーを追加料金なしで交換できます。
筆者のもとに届いたiPhone 12のバッテリーは85%なので、80%までまだ5%の余裕があります。状態Bとしては十分に合格点でしょう。
中古市場に流通している端末の中では、比較的良好なコンディションといえます。
メイン機として1日中フルに使ってみた
数値上の確認だけでなく、実際にこのiPhone 12にSIMカードを挿し、メイン機として朝から丸1日持ち歩いて使い倒してみました。
通勤中に音楽を聴き、ニュースアプリやSNSをチェック、YouTubeで動画を30分ほど視聴、午後は地図アプリを起動してナビを使ったり、写真を撮影したり、LINEで連絡をしたり……といった「ごく一般的な1日の使い方」です。
1日使っても、まだ20%残っていた
結果として、夜の帰宅時になってもバッテリーは20%ほど残っており、途中で充電しなくてもなんとか1日を持ちこたえてくれました。筆者は普段かなりバッリー持ちのよい他機種を使っているので、比較すると若干減るペースが早いようにも感じましたが、実用上はおおむね問題のないバッテリー持ちです。
動画を何時間も流し続けたり、重い3Dゲームを何時間もプレイしたりするような過度な使い方をしない限り、日常生活に支障はないでしょう。また、「残量が30%から一気に10%に飛ぶ」「いきなり10%増える」といった異常な挙動も起こりませんでした。
操作感・ネットワーク接続を徹底チェック
外見やバッテリーが合格点でも、毎日使う上での「操作感」や「通信の安定性」に不具合があっては意味がありません。状態Bの端末として内部やセンサー類に劣化がないか、以下の5つのポイントから検証しました。
SoftBank版なのに他社のSIMカードが普通に使えた
「SoftBank」と記載されている端末を購入した
ゲオオンラインストアの商品ページを確認した際、このiPhone 12は「SoftBank版」とだけ書かれており、「SIMロック解除済み」の記載がありませんでした。そのため、当初は購入後に自分でSIMロック解除の手続きをする想定をしていました。
SoftBankのSIMロックがかかっているはずが、なぜか手続きなしで他社SIMを利用できた
しかし、手持ちの他社SIM(楽天モバイル)をスロットに挿入してみたところ、なぜか普通に電波をキャッチし、データ通信も音声通話も正常に利用できました。
「設定」アプリ→「一般」→「情報」の順にタップするとSIMロック状況を確認できる
設定アプリからSIMロック状況を確認してみても「SIMロックなし」との記載があります。SIMロック解除の手続きなしであっさり使えて拍子抜けした反面、商品名にわざわざ書かれている「SoftBank」とは一体どんな意味があるのかという疑問が湧いてきました。
そこで、実際にゲオのサポートセンターへ問い合わせたところ、担当者から丁寧な回答がありました。以下がその実際の回答内容(全文)です。
上記商品につきましては商品名に記載の通りSoftbankにてSIMロックがかかった商品として販売された商品でございます。※弊社ではSIMロック解除が確認できた商品のみ「SIMロック解除済」と商品名に記載して出品しております。
SIMロック未解除のキャリア商品の場合は機種対応の販売キャリアのSIMカード以外では通常、ご利用いただくことができません。他社の通信会社のSIMカードを利用希望の場合はSIMロック解除のお手続きがお客様にて必要となります。
※総務省の指導により2021年10月1日以降に販売されたスマートフォンのSIMロックが原則廃止されています。現在キャリアで販売されている端末のほとんどは最初からSIMロックがかかっておりません。
今回、SIMロック解除済の商品であったと伺っておりますので機種対応のSIMカードであれば、Softbank以外の通信会社のSIMカードでもご利用は可能かと存じます。SoftBankにしか適用しない機能はないかと存じます。
まず商品名の「SoftBank」は、認識通り「SoftBankのSIMロックがかかっている(可能性がある)端末」という意味でした。iPhoneの場合、キャリア特有の機能制限や電波の制限などはないそうです。
通常、このようなSIMロック未解除の商品は、販売キャリア以外の(今回の場合はSoftBank以外の)SIMカードは使えません。しかし今回のiPhone 12のように、前の持ち主が売却する時点でSIMロックを解除していたり、(総務省の指導により)最初からSIMロックがかかっていなかったりするケースがあります。
しかしゲオ側としては、すべての端末の解除状況を完全にチェック・保証しきれないため、確証がないものは一律で「SIMロック解除済」の記載を外してキャリア名を記載して販売している、ということなのでしょう。
今回の検証で分かった通り、「SIMロック解除済み」と書かれていなくても、実際にはすでにSIMフリー化されていて他社回線がそのまま使える機種が数多くあります。
また、万が一ロックがかかったままでも、現在は各キャリアのマイページからオンラインで簡単に(無料で)SIMロック解除ができるため、そこまで身構える必要はありません。「SIMフリー版ではないから」という理由で選択肢から外してしまうのはもったいないといえます。
Wi-Fi・Bluetoothなどワイヤレス接続は安定
Wi-FiとBluetoothに接続してみた
無線まわりの接続テストとして、Wi-Fiへの接続、および「AirPods」やワイヤレススピーカーとのBluetoothペアリングをおこないました。
かなり長時間繋ぎっぱなしにしてみましたが、途中でWi-Fiの電波を見失ったり、音楽再生中にBluetoothがブツブツ途切れたりするような不安定な挙動はなく、終始安定していました。
Face ID(顔認証)の反応速度は良好
Face ID(顔認証)」のセンサー類も正常でした。画面に視線を送った瞬間にロックが解除され、反応速度は新品のiPhoneと比べても遜色ありません。
暗い部屋での認証や、マスクを着用した状態での顔認証もスムーズで、毎日何度もおこなうロック解除でストレスを感じることはなさそうです。
タッチ感度やスクロール速度も問題なし
スマホ操作の基本となるディスプレイのタッチ感度ですが、画面の端をタップしたときの反応漏れや、意図しない挙動(ゴーストタッチ)などは一切ありません。スクロールの追従性も非常に滑らかです。
実際に買ってみてわかった注意点・デメリット
結論として、今回購入した状態BのiPhone 12にはそこそも満足しています。しかし、他の中古スマホの販売サイト(イオシスやにこスマなど)と比較すると、ゲオ特有のデメリットや注意点がいくつか存在することが分かりました。
表記が複雑で何を選ぶべきか分かりづらい
まず、ゲオのサイトを見ると、「docomo」「SoftBank」「SIMフリー」「SIMロック解除」などさまざまな表記が乱立しており、初心者にはどれを選べばいいのかが非常に分かりづらいです。
サイト上で親切なナビゲーションがあるわけではないため、最低限の予備知識を持って自分で仕様を確認しながら選ばなければならない点は、初心者にとって少し不親切でありデメリットといえます。
筆者が調べた結果をまとめると以下のようになります。
| 意味 | 使える回線の種類 | |
|---|---|---|
| SIMフリー | Apple Storeなどで購入して、最初からSIMロックが一切存在しないもの | 国内すべての回線のSIMをそのまま使える |
| SIMロック解除 | 元々はキャリアで購入した端末だが、ゲオ側でSIMロック解除の確証が取れているもの | 国内すべての回線のSIMをそのまま使える |
| キャリア名の記載あり | 元々キャリアから発売された端末で、ゲオ側でSIMロック解除の確証が取れていないもの |
2021年10月1日以前に発売された端末:自分が使っているものと違うキャリア名の記載があればSIMロック解除が必要 |
| 2021年10月1日以降に発売された端末:国内すべての回線のSIMをそのまま使える |
今回の筆者のケースのようにキャリア名が記載されている場合は、その端末がSIMロック原則廃止の「2021年10月1日以前に発売されたかどうか」が重要です。iPhone 13など、これ以降の発売機種であれば最初からSIMロックはないため、どの回線でもそのまま使えます。
注意すべきは、Phone 13より前の旧モデルで、かつ自分が使う回線とは異なるキャリアの端末(例:楽天モバイルのユーザーが「SoftBank版」のiPhone 12を買う)を購入するケースです。
この場合は、端末が届いたあとに自分でSIMロック解除の手続きをおこなう覚悟が必要です(とはいえ今回の筆者のように売却者がすでに解除しているケースも多く、届くまで本当の結果がわかりませんが)。
「にこすま」はSIMフリー、SIMロック解除済の端末のみ販売
なお、同じ中古スマホ販売サイトである「にこスマ」であれば、取り扱い端末は原則としてSIMフリー(またはロック解除済み)のみに厳選されているため、初心者でも迷わず購入できます。
ゲオオンラインストアでの中古スマホ購入は、良くも悪くも「ある程度の予備知識を持った玄人(くろうと)向け」の印象を受けます。初心者で予備知識があまりない人は、「にこスマ」での購入も検討してみてください。
購入前に端末の状態を写真で確認できない
ゲオオンラインストアでは、「自分が購入する個体そのものの写真」を見ることができません。ゲオの公式オンラインストアの「状態B」の代表的な状態イメージの写真があるだけです。
具体的にどのような場所にどのような「傷」があるのかは、手元に届くまで分からないのです。ゲオでの中古スマホはある種の「運試し」になる点は覚悟が必要です。
にこすまは実際に届く端末の状態を写真で詳しく確認できる
その点、同じ中古スマホ販売サイトである「にこスマ」では、販売している端末1点ずつ角度別に撮影された画像が掲載されています。傷の場所や状態をチェックして納得して買いたい人は、「にこスマ」がおすすめです。
一方、ゲオは「事前の状態確認ができないリスク」がある反面、価格が安く抑えられているのがメリットです。安心感を重視するか、安さを最優先にするかで選ぶべきショップは変わるため、自分のニーズに合わせてよく検討しましょう。
バッテリー残量が事前に分からず「一律の保証」もない
ゲオオンラインストアの最大の弱点ともいえるのが、購入前にバッテリーの最大容量(%)が分からず、さらに一律の容量保証がない点です。個別に出品店舗に問い合わせれば教えてくれるようですが、購入画面で表記がないのは不安でしょう。
誠に申し訳ございませんが、中古品につき、前ユーザーの使用頻度などが不明となっておりますため、バッテリー残量・劣化状態等につきましての、確認や保証は行っておりません。
商品状態につきましては直接出品店舗にお問い合わせください。
せめて「状態Bは〇%以上」「状態Aは〇%以上」といった一定の基準でも分かればよいのですが、ゲオにはそれすらありません。
一方、同じ中古スマホ販売サイトである「イオシス」は、基本的にバッテリー容量80%以上の端末のみを販売し、80%未満の場合は割安品として別途明記しています。また、同じく「にこスマ」もすべての商品ページに個別のバッテリー数値が明記されている形です。
安心保証がついているが自己都合の返品は不可
ゲオオンラインストアで購入した中古スマホには、動作不良に対応する「30日間の安心保証」がついています。ボタンが効かない、画面が映らないといった初期不良があった場合は、商品到着後30日以内なら返品・交換が可能です。
しかし、「届いた端末の傷が思ったより多かった」「バッテリーが想定より劣化していた」といった購入者側の自己都合による返品・交換は一切受け付けていません。ゲオのオンラインストアでは購入する端末の実物を見られない以上、このルールは初心者にとって高いハードルとなります。
- 購入間違い等、お客様ご都合による返品
- 商品到着後、30日以内にご連絡をいただけない場合
- ご返品のご案内後、2週間以内にご返送いただけなかった場合(赤ロムが事由の場合は除く)
- 料金プランや契約内容を理由とした場合
- バッテリーの消耗を理由とした場合
- 傷や汚れなど商品の状態を理由とした場合
- 確認・再現が出来ない動作不良を理由とした場合
- おサイフケータイのアプリ未削除を理由とした場合
- 誤った使用によって生じた故障および損傷、機能不全の場合
一方「にこスマ」は、自己都合による返品も商品発送後14日間以内(商品到着後13日以内)であれば可能です(返送料や返金手数料は自己負担)。
手元に届いた実物を見てやっぱり気に入らないという購入者側の自己都合による返品であっても、問題なく受け付けてくれるというわけです。中古スマホをネットで買うのが怖いと少しでも感じるなら、「にこスマ」を選ぶほうが安心でしょう。
付属品は一切ついてこない
端末のみ届く(付属品はない)
ゲオの状態Bの商品は、基本的に「本体のみ」の裸の状態で届きます。他社でも中古品は本体のみの販売が主流ですが、初めてiPhoneを持つ人や、手持ちの充電ケーブルが劣化している人は、別途自分で買い揃える必要があります。
充電器一式を持っていない場合は、別途1000円〜2000円程度の出費が上乗せされるため、その分も考慮しておきましょう。
実際に買ってみてわかった良かった点・メリット
デメリットがある一方、ゲオだからこその強みも多く存在します。以下5つのポイントに分けて解説します。
他社と比べて価格が安い傾向にある
最大のメリットは、何といっても価格の安さです。確かに、ゲオは傷の写真やバッテリー残量を個別に掲載しなかったり、自己都合の返品ができないなどの弱点があります。しかし、そのぶん端末の販売価格が他社より1割〜2割ほど安く設定されているケースが多々あります。
特に、「にこすま」と比較するとその差は顕著。たとえば今回のiPhone 12(64GB・状態B)は、ゲオでは「2万6726円(税込)」ですが、にこスマのBグレード品は最安でも3万2800円です。
にこすまは同じ条件でもゲオより価格が高め
にこスマでは、端末ごとに写真を複数枚掲載し、バッテリーを個別に確認・記載。さらに「自己都合での返品」にも対応する手厚いサービスを提供しています。初心者にとって非常に心強い仕組みですが、その分の人件費や運用費にかかるコストが、しっかりと端末代金(相場)に上乗せされている印象です。
一方のゲオは、そうした個別コストを徹底排除して最小限に抑えているのでしょう。その結果、相場よりも安い価格を実現しているのだと思います。
業界トップクラスの在庫数
ゲオは中古スマホの取扱店舗数が業界トップクラスの全国800店舗以上(2025年7月時点)です。
全国の店舗から毎日大量のスマホが買い取られてオンラインストアに集約されるため、型落ちの格安モデルから最新のハイエンド、Androidのマイナー機種にいたるまで、在庫の選択肢が豊富です。「欲しい容量やカラーがどこにもない」という時でも、ゲオなら見つかる可能性が非常に高いといえます。
実店舗に出向けば対面サポートや実物確認もできる
ネット専業のショップ(にこスマなど)と違い、ゲオは身近に実店舗がある点が強みです。
オンラインストアの商品ページには「どこの店舗に置いてある在庫か」が記載されているため、近くの店舗であれば実際に足を運んで実物の傷やサイズ感を自分の目で確かめてから買う、という裏ワザが使えます。また、有料(1650円〜)ですが店頭で初期設定やデータ移行のサポートを受けることも可能です。
ネットワーク利用制限や動作不良への保証はバッチリ
メルカリやヤフオクなどの個人間取引だと、購入した端末が「赤ロム(ネットワーク利用制限)」になっていたり、アクティベーションロックがかかっていたりといったトラブルが発生する可能性があります。
ゲオは自己都合での返品はできないものの、「万が一の動作不良時の返金保証」や「赤ロム永久保証」がついています。フリマサイトやオークションなどの個人間取引よりはリスクは低いでしょう。