人気フォトグラファーで『さくらん』など映画監督としても有名な蜷川実花氏監修のカメラアプリ「cameran」が、Google Playでリリースされている。同氏の描く、華やかで美しい世界観が前面に表現されたフィルタが魅力的で、これまでの写真編集アプリとは一味違うものに仕上がっている。
蜷川実花の世界観を見事に表現する「cameran」
「cameran」は、リクルートが蜷川実花氏とコラボでリリースしたシンプルな写真編集アプリだ。
カメラ機能を用いて撮影するか、端末のギャラリーにある写真を呼び出し、フィルターを選んで加工するだけで、蜷川実花風の華やかで美しい写真が出来上がる。
「cameran」の使い方流れ

アプリを立ち上げるとすぐ、カメラ撮影の画面となる。このまま撮影してもよいし、ギャラリーから写真を呼び出すことも可能。
ここでは、左下のボタンをタップしてギャラリーから加工する写真をピックアップする。

写真を選んだら、次はトリミング。写真はスクウェアサイズになる。
正方形の辺や内側をドラッグして、取り込む位置や拡大・縮小を行い、[OK]をタップ。

プレビューが表示され、画面下部のフィルタ一覧から好みのものを選択できる。
どんな写真にも合う「Shower」のほか、「Rose」「Butterfly」「Balloon」「HANABI」「Jellyfish」など、彼女がモチーフにすることの多いものが用意され、アート度の高い18種が楽しめる。
それ以外でも、クリスマスに合わせた「Ornament」、正月向け「UME」などの季節モノや、セピア、モノクロといった定番のフィルタ10種もなかなかのクオリティだ。
[X3]と書かれたフィルタは、1種類の中に3パターンがあり、フィルタアイコンをタップするごとに切り替わる。

色合いや、彩度、明度、コントラストなども自在に調節できる。
加工が済んだら、右上の[SAVE]ボタンをタップすれば保存される。

Twitter、Facebook、Instagramなど、各種SNSにも簡単に共有することができる。
このように、とても手軽に蜷川実花風のおしゃれ写真が作れるアプリ「cameran」。今後、新フィルタも随時追加されていくとのことで、女性を中心に人気を集めそうだ。
cameranで遊べるフィルターあれこれ
下は先ほど加工した写真だが、例によって、手持ち画像でフィルタをいくつか試してみたので紹介したい。
水路のあるシックな街並みに、金魚というマッチングが気に入った。[Goldfish2]
バックの強いレッドと相まって、フィルターの光でクリスマスっぽい感じに。[Light2]
幻想的な雰囲気を盛り上げる[butterfly]のフィルターは夜景に使えそうだ。