日本のオタクカルチャーを世界へ発信するアニメ交流サイトTokyo Otaku Modeから、写真を簡単に漫画風に変えて楽しめる「オタクカメラ」(Otaku Camera)がリリースされた。遊べるフレームが豊富で、仕上がりレベルも高い。編集部でも試してみたので紹介する。
Tokyo Otaku Modeが手がける、漫画風カメラアプリ
Tokyo Otaku Mode(TOM)は、Facebookや自社サイトを中心に、アニメやコスプレなど日本のサブカルチャー情報を海外に紹介するメディア。国内ではあまり知られていないが約840万人のファンを擁し、海外では知名度をぐんぐん上げている。元Apple副社長のAndy Miller氏がアドバイザーに就くなど、注目のスタートアップだ。
そんなTOMがリリースした「オタクカメラ」では、スマートフォンのカメラで写真を撮影後、好きなフレームを選んで載せるだけで、簡単に漫画のワンシーンのような画像に変えられる。人物や物、風景など何でもそれらしい漫画風になり、撮影済みの画像もギャラリーから呼び出して変換可能だ。
多彩なフレームと高い描写力

まずオタクカメラを開くと、右のような画面になる。
撮影してすぐ漫画風に変えたい場合は、中央の赤いボタンをタップするとカメラが起動する。
すでに持っている画像を使うなら、グリーンのボタンでギャラリーへ移行しよう。

とりあえず、被写体として編集部のベランダに無造作に置いてあった自転車を撮影。
撮影後にフレームを設定するページへ移る(この場合、チェックボタンをタップして進む)。

フレームは、様々なシーンに対応すべく豊富に用意されている。使えるのは全48種類(12月11日現在)。
被写体や構図に合いそうな、好みのフレームを選んでタップしよう。

次はトリミング。
うまくスペースに収まるようフレームを適切な位置に動かしたり、端をドラッグして拡大・縮小が行える。
決まったら、下にある赤いハサミのボタンをタップ。

出来上がりのプレビューが表示される。ただの自転車が何だかすごいものに見え(笑)、その描写力に唸らされる。
プレビュー下のスライダーでは、線の太さや明るさなどが調節可能。
仕上がったら、上部のシェアボタンをタップしよう。

これで、FacebookやTwitterにすぐにシェアできるほか、端末に保存することもできる。操作手順はこれだけ。
あまりに手軽なので、以下、手持ち画像をギャラリーから引っ張り出して、いろいろと変換してみた。
手持ちの画像で「オタクカメラ」を遊んでみた
昼下がりののどかなローカル線の終着駅の風景が…
ものすごい勢いで入線してホームを破壊!?
我が家のいつも温厚なウサギが…
飼い主への怒りに震えているのか、プルプルしたり!?
日本橋のアンテナショップ前で遭遇した、せんとくんが…
千手観音のようになってしまったり。。。
など、たっぷりと遊べるカメラアプリとなっている。