NTTドコモは、Androidを搭載する折りたたみ型フィーチャーフォンとなる富士通製の「ARROWSケータイ F-05G」、シャープ製の「AQUOSケータイ SH-06G」を2015年夏モデルにラインナップしました。従来のガラケーと同様、FOMA料金プランが利用できます。
いずれもOSにAndroid 4.4 KitKatを採用し、PC・スマートフォン向けウェブサイトの閲覧(フルブラウザ)やLINEの利用などスマホならではの機能も実現しながら操作感はフィーチャーフォンとして仕上げられた、いわゆる「ガラホ」端末となっています。
インターネット接続は「iモード」ではなく「spモード」で契約する形ですが、LTEには非対応で3G(FOMAハイスピード)で通信をおこなうため、ブラウザの表示はあまり高速とは言えません。
なおAQUOSケータイでは、テンキー部分をなぞってマウスカーソルを画面上で動かせる「タッチクルーザーEX」でページ操作もおこなえます。
また、専用のLINEアプリが利用できますが、いずれの端末もGoogle Playには対応せず、ARROWSケータイはアプリ追加もできません。ただし、AQUOSケータイではシャープのサイト「SH SHOW」から、一部アプリをインストールすることが可能です。
スペックや特長
ARROWSケータイ F-05G
ディスプレイは約3.4インチのフルワイドVGAで、バッテリーは1,700mAhと連続待受時間は930時間を誇ります。810万画素の背面カメラを搭載しています。防水・防塵(IPX5/8・IP5X)、ワンセグ、赤外線、Bluetooth4.0などには対応しますが、GPSやおサイフケータイ、Wi-Fiには非対応です。
周囲の環境音や年齢に合わせて相手の声を聴きやすくする「スーパーはっきりボイス4」「あわせるボイス2」などをサポートし、通話のしやすさも特長。また、日本語入力には「ATOK」を搭載します。
サイズは113×51×15.8mmで、重さは129g。カラーはRed、White、Blackの3色展開です。発売日は6月中旬の予定です(予約受付中)。
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AQUOSケータイ SH-06G
3.4インチQHDディスプレイを搭載しバッテリーは1,410mAhですが、利用シーンに応じて消費電力を切り替える「省エネモード」を備えます。背面カメラは500万画素で、スマホのAQUOSに搭載されている「フレーミングアドバイザー」機能なども利用可能。きれいな構図の写真を撮るのに有用です。
防水(IPX5/7)、ワンセグ、GPS、赤外線通信、Bluetoothをサポートしますが、おサイフケータイ、Wi-Fiには非対応。サイズは112×51×16.4mmで、重さは123g。カラーはBlack、Blue Green、Whiteの3色展開で、発売日は6月下旬の予定です(予約受付中)。
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