おすすめのポイント
- 他ユーザーが作ったホーム画面を超手軽に自分のホームへ適用可能
- HomePackBuzzで共有される様々なホーム画面から好みのものを選ぶ
- 適用後、足りないアプリは簡単に追加したり、置き換えることができる
- 人気ホームアプリにあるカスタマイズ機能は一通り網羅
- 動作も軽快で利用中のストレスも少ない
Androidアプリレビュー
オシャレなホーム画面にカスタマイズしてみたいと思っても、自力ではなかなかうまくいかないもの。だが「Buzz ランチャー」は、他ユーザーがカスタムしたセンスのいいホーム画面を数タップでそのまま自分のホーム画面に落とし込むことができる、革新的なホームアプリだ。
他人のホーム画面を自分のホームに適用する
「Buzz ランチャー」を起動すると、チュートリアルの後にデフォルトのホーム画面が表示される。なかなかクールなデザインだ。
動作も軽快で、スクリーン遷移時はもちろん、ドロワーのスクロールなどでもひっかかりをほとんど感じさせない動き。
ここでは早速、好みのホーム画面を探して自分のホームに適用するまでの流れを紹介しよう。まずは左下の[b]アイコンをタップ。
すると、アプリ内に「homepack buzz」という画面が開く。ユーザーが共有した様々なホーム画面が[Category][Staff picks][Hot][New]とタブで分類されて並んでいる。
共有されているホームはまだ300種類ほどのようだが、これからBuzz ランチャーのユーザーが増えれば、一気に多くなるかもしれない。
今回は右のようなホーム画面を、自分のホームに落とし込むことにする。
なお、homepack buzzに登録後ログインすれば、ホーム画面を共有したユーザーにコメントを残したり、Likeを付けたりすることもできる。
紹介ページにある[Apps]の欄には、ウィジェットやドックなど、このホーム画面に使われているアプリが表示されている。
プリインストールアプリは入手できないことが多いが、後で他アプリに置き換えることも可能だ。それ以外のカラー表示されているアプリは、適用後にGoogle Playのダウンロードへの直リンクになるため簡単にダウンロードできる。
ダウンロードされるのは、デザインにまつわる“Homepack”のみ(アプリはダウンロードされない)。確認後、[Download]ボタンをタップする。
ホーム画面の適用には[Apply]と[Add]の2種類の方法がある。
Applyは、現在のホーム画面をそのまま総入れ替えして、新ホーム画面を適用するイメージだ。
Addは、複数スクリーンある現在のホーム画面の1スクリーンとして、新しいホーム画面を追加するスタイル。ドックバーなども従来のまま残る形となる。
好みのスタイルを選べばよいが、ここでは[Apply to my home]で適用してみる。
Homepackがダウンロードされ、プレビューが表示される。
問題なければ、右上の[OK]をタップしていったん完了となる。
不足アプリの補充、自分用に置き換え
先ほどの新ホーム画面が適用された。
Google検索や天気予報、トグルのウィジェット上に、3連▽マークが表示されているが、これは必要となるアプリがインストールされていないことを意味する。
たとえば、トグルのウィジェットをタップしてみると、Google Playアプリが起動して「Power Toggle」のページに遷移し、必要に応じて簡単にインストールできる。
インストール後は追加ボタンがトグルウィジェット上に表示されるので、タップして追加すればOK。3連▽マークが消えて「Power Toggle」ウィジェットとなる。
また、下部にあるメールのアイコン部分はSMSが適用されていたため、ここでは普段使っている「Gmail」に置き換えてみることにする。
アイコンをロングタップするとメニューが表示される。[Edit]をタップしよう。
右のような画面になり、「メッセージ」の部分をタップする。
置き換え候補として、アプリやショートカット、アクション、削除が指定できる。
ここでは「Gmail」アプリに置き換えるので、[App]をタップ。あとはアプリ一覧画面から「Gmail」を選択し、最後に[OK]を押せばよい。
このような要領で、不足アプリを補ったり、自分が普段使っているアプリに置き換えていく。
かっこいいデザインはそのままに、機能はいつも通りの使い勝手のホーム画面が実現できるはずだ。
Buzz ランチャーの使い方
ホーム画面の適用方法は上記の通りだが、それ以外にも「Buzz ランチャー」は多彩なカスタマイズ機能をもつ。
これらは、右下の○が4つ集まったようなアイコンをタップして表示されるメニューから設定が行える。
スクリーンに関する設定方法
[Decoration]からは壁紙設定のほか、スクリーンのアイコン行列数のグリッド、スクリーンマージン、ステータスバー・インジケータ・ドックバー・ラベルの有無の設定ができる。
[Upload]では、すべてのスクリーンが一覧表示される。スクリーン枚数の増減や順序入れ替えが行える。
また、下部にある[Upload]ボタンからは、自分のホーム画面を「homepack buzz」にアップロードして共有することも可能だ。
バックアップやジェスチャー機能
[Buzz Setting]には、ホーム画面の情報のバックアップ・復元、ジェスチャー設定などが用意されている。
一度設定したホーム画面は、ここでバックアップをとっておくと、別のホーム画面に替えて再度使いたくなった際に便利だ。
[Gesture]をタップすると、ジェスチャー設定に移る。
ホームキーのタップ、スワイプアップ・ダウン、ダブルタップなど、特定のジェスチャーに様々な操作を割り当てることが可能だ。
ドロワー(アプリ一覧)の機能も優秀。
ソート・アプリ隠し・フォルダ生成など、アプリを探しやすくするための機能が多く盛り込まれている。
まとめ
今後、より多くのユーザーに使われれば共有されるホーム画面の種類も増え、ますます楽しくなるであろう「Buzz ランチャー」。
メイン使いにしてもまったく問題ない機能性や操作性を備えつつ、新しいカスタマイズの可能性を提供する画期的なホームアプリといえる。
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