YouTubeで時間・秒数指定リンクを作成する方法、途中から再生させる便利ワザ

見せたい場面をピンポイントで共有できる

YouTubeには、再生時間を指定してシェアできる「ディープリンク」という機能があります。動画のURLの末尾にちょっとした工夫を施すだけで誰でも簡単に作成できるので、気に入った動画を友達に教えたり、SNSなどで紹介したりする際に活用しましょう。

本記事では、YouTube動画の時間・秒数を指定したリンク(URL)をスマホ・PCで作成する方法をそれぞれ解説。共有した相手は、必要箇所から動画を再生できるようになります。

目次

スマホでYouTubeの時間指定リンクを作成・共有する方法(アプリ/ブラウザ)

まずは、iPhone、Androidスマホでの操作方法を紹介します。スマホでYouTubeを見る場合、アプリ、ブラウザの2通りの方法がありますが、手順はどちらも同じです。

コメント欄では指定したい時刻を入力するだけでリンク化される

コメント欄や概要欄に時間指定リンクを挿入したい場合は、その時刻を半角で入力するだけでOKです。

You Tube 時間指定コメント

たとえば「1:02」と入力してコメントすると、時間指定した部分が自動的にリンク化されます。タップすると、1:02まで動画をスキップできる仕組みです。

1. 再生開始時間を秒単位に変換する

まずはYouTubeで動画を再生し、時間指定したい場所で一時停止させます。

YouTube 再生画面

停止した時間が左下に表示されるので、この時間を秒に変換しましょう。

たとえば、再生を開始したい時間が2分17秒なら60×2+17で137秒、1時間7分34秒の場合、1時間は3600秒なので3600×1+60×7+34で4054秒になります。

ここで変換させた数字は後ほど必要になるので、覚えておくかメモなどに控えておきましょう。なお、計算が面倒な場合は以下のサイトを活用するのもおすすめです。

2. URLをコピーしてURLの末尾に「?t=秒数」を足す

You Tube 共有ボタンをタップ

続いて、共有ボタンをタップしましょう。アプリ版YouTubeなら共有メニューが展開するので[コピー]を選択してください。

ブラウザ版など、[共有]ボタンをタップするとURLが文字列で表示されるケースもあります。この場合は、URLを長押しして手動でコピーしましょう。

URLの末尾に「?t=秒数」を付ける

メモ帳などのテキスト入力ツールを開き、先ほどコピーしたURLをペーストしてください。URLを貼り付けたら、末尾に「?t=秒数」を入力します。これで時間指定リンクの作成は完了です。

秒数はステップ1で確認したものです。たとえば、45秒なら「?t=45」、2分17秒なら「?t=137」、1時間7分34秒なら「?t=4054」となります。「?」「t」「=」「数字」はすべて半角で入力してください。全角だとURLとして正常に動作しません。

3. 作成した時間指定再生リンクを共有する

You Tube 時間指定リンク

必要に応じて、URLを任意の共有ツールに貼り付けて送信しましょう。ここではLINEを選択しました。

You Tube 時間指定リンク

URL部分をタップするとブラウザでYouTubeが開き、指定した時間から動画再生が開始されます。

ただ、LINEなど一部のツールではURLを送ると同時にプレビューも表示されます。このプレビューをタップした場合、動画が最初から再生されてしまうので注意が必要です。

プレビューが現れた場合は「URLのほうをタップして」などと一言添えるといいでしょう。

パソコンでYouTubeの時間指定リンクを作成・共有する方法(ブラウザ)

「?t=秒数」をURLの末尾につける操作を、パソコンでは自動でおこなってくれます。スマホよりも簡単に時間指定リンクを作成できるでしょう。

1. 指定したい時間で動画を一時停止させて「共有」をクリック

You Tube 時間指定リンク

ブラウザでYouTubeを開いたら、動画を時間指定したい場所で一時停止させます。この状態で共有ボタンをクリックしてください。

2. 開始時間にチェックを入れてURLをコピーする

You Tube チェックを入れる

共有メニューが展開するので、「開始位置」にチェックをつけてください。この状態でコピーをクリックすれば、時間指定リンクが作成できます。

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