Audibleの朗読者（俳優・声優）おすすめ一覧　ナレーターをジャンル別にまとめて紹介

Audible（オーディブル）には、本の世界観にあわせてプロの声優や俳優、芸能人がナレーションを担当するオーディオブックが豊富に揃っています。第一線で活躍している声優や俳優がナレーターを務める作品も多く、好きなナレーターの朗読を楽しむためにAudibleに登録する人も少なくないはずです。

本記事では、Audibleで聴ける朗読者（ナレーター・声優・俳優など）を一覧で紹介。好きなナレーターを指定して作品を探す方法もあわせて解説します。

Audibleは、人気声優や俳優がナレーションを担当するオーディオブックを多数取り扱っており、その豊かな表現力によって登場人物の心情や物語の世界に深く入り込みながら楽しめるという魅力があります。

Audibleでは有名作品を豪華俳優・声優陣による朗読で多数配信しています。

たとえば、作家・湊かなえの『サファイア』は、2016年に同作品を映像化したオムニバスドラマで主人公を演じた俳優・永作博美が担当しています。豪華俳優陣による朗読作品は多数あり、小説の世界観を耳で感じながら楽しむことができます。

また、声優・岡咲美保が全編通してナレーターを務める『転生したらスライムだった件』も注目のオーディオブック作品です。TVアニメ版で主人公・リムル役を務めた岡咲美保が、地の文からキャラクターのセリフまで一人で朗読することで、原作ライトノベルやアニメとはまた違った魅力を楽しむことができると評判を集めています。

ポッドキャストもただのラジオ配信ではなく、さまざまなオリジナルコンテンツを提供しています。Audibleオリジナルポッドキャスト『アレク氏 2120』は、ランキングでも常に上位に位置する人気作品。堤幸彦監督が手掛けたオーディオエンターテイメントです。監督は『TRICK』や『池袋ウエストゲートパーク』などを手掛けた実力派で、窪塚洋介、尾上松也、竹中直人、星野真里といった豪華俳優陣がナレーションを担当。映画のような緊迫感をオーディオブックで体験できます。

Audible上では、Audibleに参加する朗読者を一覧で確認できません。時折、人気の声優や俳優が特集されることはあるものの、すべての朗読者から聴きたい作品をピックアップできるような専用のページは用意されていません。

オーディオブックの特性上、ナレーションのスタイルは作品の評価に大きく影響します。朗読者の種類やバリエーションによって、サービスを継続するかどうかを決めたいと考える人も少なくないでしょう。自分に合ったナレーションを選べるかどうかは、オーディオブックサービスを利用する上で重要なポイントです。

以降では、Audibleで聴けるおすすめの朗読者をジャンル別で紹介します。

Audibleで聴ける朗読者を作品カテゴリに分けてまとめました。なお、ここで紹介する出演者はAudible内の朗読者の一部です。

Audibleで人気の「文学作品」や「小説」は、しばしば豪華な俳優や歌手、タレントたちがナレーションを務めることの多いコンテンツです。

たとえば、女優・北川景子はドラマ『連続ドラマ W 湊かなえ「落日」』では主人公の長谷部香役を務め、Audibleでは同作品の朗読を担当するなど、映像化とナレーションがリンクするケースも少なくありません。

村上春樹、湊かなえ、宮部みゆき、池井戸潤、東野圭吾作品はTVや映画で映像化されることが多いためか、俳優がナレーションを担当するケースが目立ちます。

上表をみると、男性（男性俳優など）が村上春樹の作品、女性（女優など）が湊かなえの作品をナレーションを務めるケースが多く、作品の雰囲気やテーマに合わせてナレーターが選ばれていることがわかります。

最近では、オーディオファースト作品（出版社とAudible、著者が協力し、オーディオブックとして音声で配信した後、書籍として出版される作品を指す）を人気声優がナレーションするケースも多く見られます。

たとえば『うたの☆プリンスさまっ♪』『文豪ストレイドッグス』でも知られる実力派声優の谷山紀章は、『闇をわたる　警視庁特別対策捜査官』のナレーションを務めています。本作はスポーツ小説、警察小説の分野で活躍する作家・堂場瞬一初のオーディオファースト作品で、オーディオブックではAudibleでしか聴くことができません。

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　Audibleで配信中！
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ベストセラー作家 #堂場瞬一 さんの
オーディオファースト作品
『闇をわたる』を朗読するのは
声優 #谷山紀章 @kishownstarmaps さん✨

主人公は「セレブ刑事」と呼ばれる
ちょっとキザな捜査官。

迫真の朗読風景がこちら🎬 pic.twitter.com/FEFQKmfxyo

— Audible(オーディブル)-Amazonのオーディオブック (@audibleJP) September 27, 2024

このようなオーディオブックファースト作品や豪華俳優・声優が担当した作品は、リリース時にAudible公式X（旧Twitter）などで積極的に広報され、その際に朗読シーンの一部が公開されることも珍しくありません。お気に入りの俳優や声優が朗読する姿を見られるかもしれないので、ぜひ確認してみてください。

Audibleには2000以上のライトノベル作品が取り揃えられており、その多くで著名な声優陣が朗読を担当しています。

おすすめは、明るく元気な声と切ない表現が特徴的な声優・井口裕香が朗読する『本好きの下剋上～司書になるためには手段を選んでいられません～』シリーズ。井口裕香は、『けいおん！』の豊崎愛生役や、『ノーゲーム・ノーライフ』の白役を演じた人気声優です。ライトノベル作品でもTVアニメでも話題の本作を、TVアニメでマイン役の井口裕香が朗読しています。

また、『東京喰種トーキョーグール』や『七つの大罪』への出演で知られる声優・雨宮天をはじめ、豪華声優が各巻を担当する『この素晴らしい世界に祝福を！シリーズ』もおすすめです。1巻はTVアニメでアクア役を務めた雨宮天、2巻ではめぐみん役の高橋李依、3巻ではダクネス役の茅野愛衣、4巻ではウィズ役の堀江由衣が朗読します。

また、西尾維新の『〈物語〉シリーズ』（全5シーズン・27タイトル）もおすすめです。

同作品のアニメシリーズに出演している声優陣が朗読を担当しており、阿良々木暦役の神谷浩史、戦場ヶ原ひたぎ役の斎藤千和、八九寺真宵役の加藤英美里、忍野メメ役の櫻井孝宏、忍野忍役の坂本真綾、老倉育役の井上麻里奈が各巻を1冊ずつ朗読しています。

Audibleのオーディオブックには、著者自らが朗読を担当する作品もあります。著者本人による朗読作品は、小説や自伝・エッセイ作品に多くみられます。

なかでも、松坂桃李主演で映像化された石田 衣良の『娼年』は著者本人が朗読している注目のオーディオブックです。

また、松下幸之助の『松下幸之助 私の自叙伝』も本人朗読作品です。番組が放送された昭和37（1962）年、社長を退任して会長になってから1年目の頃のNHK音源をオーディオブック化しており、67歳の松下幸之助が今後の活動にかける思いを熱く語っています。

著者本人の声で直接伝わる想いやメッセージ、感情が込められ、ナレーターが読む作品とは一味違った体験ができるでしょう。

Audibleが独占配信するポッドキャストやオーディオコンテンツ、オーディオドラマにおいて、特におすすめの朗読者と作品をピックアップして紹介します。

肩肘張らず、BGMのようにリラックスしてコンテンツを楽しみたい人におすすめなのが『寝たまんまヨガ　優しい眠りの瞑想』です。眠る前はもちろん、忙しいときや疲れたときにもおすすめの本作。瞑想をガイドしてくれるのは、日髙のり子や日野聡、鳥海浩輔、小林千晃といった著名な11人の声優です。その日の体調にあわせて、心を落ち着かせてくれるとっておきの声を選んでみてください。

宮藤官九郎の『宮藤官九郎が愚痴をコントにさせていただきました』もおすすめのひとつです。本作は、宮藤官九郎がパーソナリティを務める『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』で聴いたゲストのさまざまな愚痴を題材にしたオーディオコント。北村有起哉や仲野太賀などの人気俳優が、苦しみながらも奮闘するさまざまな人々をユーモアたっぷりに演じます。

Audibleでは、特定のナレーターが朗読した作品を絞り込んで検索できるようになっています。

操作手順はタイトル検索と変わりません。Audibleアプリを開き、画面右上の虫眼鏡​​ボタンをタップ。検索欄に好きなナレーターの名前を入力するのみです。

また、再生中の作品からナレーターを確認し、その人が朗読する他の作品を探すこともできます。