アップル、「iOS 11.1」をリリース 70字を超える絵文字の追加や3D Touchを使ったAppスイッチャー表示の復活など

アップルは2017年11月1日、iOSの最新版となる「iOS 11.1」を正式にリリースしました。70字を超える新しい絵文字が追加されたほか、バグの修正および改善を実施。3D Touch対応機種でディスプレイ端をプレスしてマルチタスク画面(Appスイッチャー)を表示する機能が復活しています。

iOS 11.1のリリースノートは以下のとおり。

  • 絵文字
    • 食べ物、動物、伝説上の生き物、衣服関連品、より表現豊かなスマイリーフェイス、性別による区別のないキャラクターなど、70字を超える新しい絵文字が追加
  • 写真
    • 一部の写真がぼやけて見える問題を修正
    • Live Photosエフェクトの再生が遅くなる問題に対応
    • iCloudバックアップから復元したときに、一部の写真が“ピープル”アルバムに表示されない問題を修正
    • スクリーンショット間をスワイプするときのパフォーマンスの問題を修正
  • アクセシビリティ
    • 英語点字のグレード2の入力の対応を改善
    • 複数ページのPDFへのVoiceOverのアクセスを改善
    • 受信した通知を知らせるときのVoiceOverのローターのアクションを改善
    • AppスイッチャーからAppを削除するときのVoiceOverのローターのアクションのメニューを改善
    • タッチ入力モードでVoiceOverを使用しているとき、代替キーが表示されない問題を修正
    • “メール”でVoiceOverのローターが常にデフォルトのアクションに戻ってしまう問題を修正
    • VoiceOverのローターがメッセージを削除しない問題を修正
  • その他の改善および修正
    • 3D Touch対応のディスプレイで、画面の端を押してAppスイッチャーにアクセスする機能を回復
    • 消去したメールの通知がロック画面に再表示される問題を修正
    • エンタープライズ環境で、データが管理対象Appの間で移動できない問題を修正
    • 一部の他社製GPSアクセサリで位置情報が不正確になる問題を修正
    • 心拍数の通知の設定がApple Watch Appに表示される問題を修正(第1世代)
    • Apple WatchでAppのアイコンが表示されない問題を修正

iOSをアップデートする方法は下記記事で解説しています。

iPhoneでiOSをアップデート(バージョンアップ)する方法