Foodie:料理をおいしく撮るカメラアプリ、真上撮りサポートや多彩なフィルタを搭載

自撮りに特化したもの、消音だけのシンプルなもの、高機能なものと様々な特徴をもったカメラアプリが存在する中、食べ物の撮影に最適化しているのが「Foodie(フーディ)」です。細かな設定なしで手軽に美味しそうな写真が撮れるので、SNSユーザーをはじめ高い人気を得ています。

Foodieとは

Foodieは、LINEが2016年にリリースした食べ物の撮影に特化したカメラアプリです。同じくLINEが提供するセルフィ向けカメラアプリに「B612」がありますが、こちらは1億ダウンロードを超えています。「LINE Camera」なども含めて使いやすく高機能なカメラアプリを複数送り出したLINEが手がけているだけに、Foodieも手軽に美味しそうな料理写真を撮ることができるアプリに仕上がっています。

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左:標準カメラアプリで撮影右:Foodieで撮影

特徴は豊富なフィルタ。以前は「お肉」「寿司」「ケーキ」といったフィルタ名でしたが、現在は「おいしく」「もちもち」「フレッシュ」など撮りたい質感に合わせた名称になっており、より直感的にフィルタを選べるようになりました。もちろん、撮影済み写真を後から編集することも可能です。

Foodieの主な機能

Foodie

Foodieを立ち上げると、上掲のような画面が開きます。撮影ボタンは中央の黒いボタンです。

画面を左右にスワイプするとフィルターの切り替え、画面左上の雫のマークをタップするとぼかしの設定と、撮影前に仕上がりのイメージができるのは便利です。フィルタ名は「YU1」「BQ2」など一見わかりづらいのですが、フィルタを選択すると「おいしく」「ニクニク」といった内容が画面に表示されます。

Foodie

また、スマホを水平にすると画面が黄色に変化し、ボタンに「TOP」と表示されます。卓上の食べ物に対してカメラが水平になっているかを振動・色で知らせるベストアングル機能です。

このタイミングで撮影をすれば、雑誌などでよくみられる“真上撮り”も簡単におこなえるようになっているわけです。

撮影済みの写真も編集できる

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撮影画面の左下にあるフォークとナイフのボタンをタップすると、アルバムに保存されている画像を選択して編集できます。

編集項目は「フィルタ」「明るさ」「ぼかし」の3種類。ぼかしは、一眼レフ撮影のように被写体のまわりにぼかしをかけるアウトフォーカス機能です。編集が終わった写真は、右下のチェックマークをタップすると保存できます。

無音化やFoodieマークの非表示も

Foodie

写真の選択画面で左上の歯車マークをタップすると、設定が開きます。ここで、カメラの消音や位置情報のオン・オフ、「Foodieマーク」の非表示などがおこなえます。

特に飲食店でのシャッター音は気になるもの。消音機能が標準搭載されているのは嬉しいポイントです。

まとめ

食べ物の撮影に特化したアプリというだけあって、「ニクニク」「サクサク」「スパークリング」など、様々な飲食物に対応できるフィルタが揃っています。あれこれ細かい設定をしなくても、誰でも簡単に美味しそうでおしゃれな写真が撮影できるので、スマホで食べ物を撮る機会の多い人なら一度試してみたい1本です。