アプリ「Hide It Pro」ファイルを隠密管理 #Android

2012-06-15 21:20
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Hide It Pro-Android

おすすめのポイント

  • 通常はAudio Managerアプリを装っていて、隠し扉からパスワードでしか入れない
  • あらゆるファイルの「隠す⇆隠さない」の操作が手軽に行える
  • 重要な文書などを暗号化して保管することもできる
  • アプリはroot端末なら隠せるが、非rootでもロックが可能(一部できない場合あり)

Androidアプリ レビュー

あらゆる隠しファイルを手軽だが厳重に一元管理する

android-Hide It pro
隠しメニューのトップ画面。

スマホの中に家族や友達、恋人など他人に見られたくない画像や動画、音楽ファイル、文書などを保存している場合、どのように扱っているだろうか。Hide It Proは、そうした「隠しファイル」をまとめて管理・閲覧できる便利なアプリだ。

ギャラリーやファイラーの非表示機能や、ホームアプリによるドロワー内のアプリ隠し機能、パスロック系アプリなどを併用している人も少なくないだろうが、そうした機能をHide It Proに集約したようなイメージをもってもらうといいかもしれない。

見つかりにくい状態であるのはもちろん、煩雑な設定なしに本人だけにはわかりやすく一元管理できるため、「隠しファイル」の数や種類が多ければ多いほど重宝するはずだ。

英語なので、使い方を中心に少し長めにレビューする。

「Audio Manager」にしか見えない

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「Audio Manager」のトップ画面。
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PINコードかパスワードで保護する。

そもそも「Hide It Pro」という名前からして怪しいが大丈夫。インストール後は「Audio Manager」という名前に変わり、アイコンに準じた「健全な」アプリを装ってくれる。

起動すると、普通に音量調節のできる便利なアプリなのだが、画面最上部のタイトル部分をロングタップすることで、隠しファイルの管理メニューへ入ることができる。

初回起動時は案内があり、ロングタップ後にパスコードを設定(パス変更用のためメールアドレスも登録)する。これにより、隠し操作+パスロックという厳重な管理下におかれるわけだ。

Hide It Proからすべて管理できる

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隠したいファイルをロングタップして[Share]。
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Hide it pro内のギャラリーでの表示例。

左上は隠しメニューのトップ画面。隠しファイルの登録は基本的に、[File Manager]から隠したい画像、動画、音楽ファイルなどを選び、ロングタップ→Share→Audio Managerと進む。続いて、Hide It Pro内の隠し場所(フォルダを新規作成か指定)を決めれば完了だ。

もちろん、これまでギャラリーやファイラーにあったファイルは影も形もない。隠したファイルは[Pictures][Videos][Audio]からサムネイル表示で確認でき、ここから直接閲覧や再生も行える。

また、ふだん使っているギャラリーやファイラーから隠したい画像や動画などをピックアップし、[共有]→[Audio Manager]→フォルダ指定と、同じ要領で隠しファイルとして登録することも可能だ。

重要文書などを暗号化して機密ファイルに

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暗号化したい文書をロングタップして[Encrypt]。

[Encryption]では、各種ファイルを暗号化して保管することができる。重要な文書などがあれば、[Encryption]内に表示されるファイル一覧から対象ファイルをロングタップ。出てくるメニューから[Encrypt]を選べば暗号化され、[Encryption]内にある[Encrypted Files]に保持される。

暗号化されるのでファイルを閲覧することはできなくなるが、機密文書として保管する目的にはかなっている。暗号化を解除するには、対象ファイルをロングタップ→[Decrypt]でSDカード上に元の状態で戻る。

アプリを隠したりロックも可能だが完成度に疑問符

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ロックされたアプリを開こうとすると…

さらに、[Lock Apps]ではアプリのロックが可能で、指定したアプリはこの中でのみ開けるようになる。ホーム画面やドロワーなどから起動しようとすると、「プロセスがストップをかけている」的な警告が表示され、開けなくなっている。

ただ、アプリの種類または端末などによっては、警告後に[Force Close]→バックキーで、アプリが起動できてしまう事象を認めた(Galaxy Nexus)。アップデートで修正されるかもしれないが、この機能は未完成だ。なお、アプリロックを利用するには、Addon #1というアドオンが必要となる。

また、アプリを隠すには[Hide Apps]で設定を行うが、端末のrootが求められる。そのほか、特定の連絡先の電話やSMSの発着信履歴を非表示にする[Massaging]や、隠しブックマークなどの機能をもつプラグインのブラウザ(VBrowser)なども備える。

ここまでして守るプライバシーとは何なのか、と考えさせられるほど機能満載の本アプリ。それでも、見られたくないファイルがちらほらという人、不意にスマホをチェックされる可能性があるという人には、備えあれば憂いなしのアプリだろう。