おすすめのポイント
- 日本語でメッセージを作成すると、英語、韓国語、中国語(簡体、繁体)へ翻訳したメッセージを作成できる
- 日本語のみ、音声入力に対応
- 翻訳されたメッセージは、spモードメールやSNSアプリなど他のアプリと連携させることで、使うことができる
Androidアプリ レビュー
優れた翻訳機能
ドコモが提供するメール翻訳アプリで、英語、韓国語、中国語(簡体、繁体)に対応している。
日本語のみ、音声入力に対応しており、言葉を認識する精度は高い。
翻訳されたメッセージは、spモードメールやSNSアプリなど他のアプリと連携させることで、使うことができる。
なお、「メール翻訳コンシェル」を利用できるのは、「spモード」または「moperaU」の契約者に限られている。また、テザリングおよびWi-Fi利用時には利用できない。
利用期間も限られており、期間は平成24年6月1日から平成24年11月30日まで。
Google翻訳との比較
下記の文章を入力したところ、英語に翻訳され、逆翻訳文も表示された。
「昨日は美術館に行き、有意義な時間を過ごしました。明日からの仕事、がんばれそうです」(入力した文)
「私はきのう美術館に行って、重要な時間を過ごしました。私は、一生懸命に明日から仕事をためすことができます」(逆翻訳文)
(英文:I went to the art museum yesterday and spent significant time. I seem to be able to try work from tomorrow hard.)
文の接続をしっかり認識したところに注目したい。
「昨日は美術館に行き、」という部分と「有意義な時間を過ごしました」という部分を分けて認識している。
また、主語を隠し、「昨日は」という文章を使用したが、翻訳では「私はきのう美術館に行って、」というように、主語を認識している。
Googleの翻訳で同様の文章を入力し、翻訳された英文を日本語に直すと、下記のようになった。
「昨日は有意義な時間を過ごしました、博物館に行ってきました。仕事明日からなので、それを行う」(英文:Yesterday I went to the museum, had a meaningful time. From work tomorrow, so do it.)
Googleの翻訳もしっかり意味が通じるが、「メール翻訳コンシェル」のほうが滑らかで、より意味が伝わる文章といえるだろう。