アプリ「ウィキペディアモバイル」Wikipediaの公式アプリ #Android

おすすめのポイント

  • 2000万以上の記事を誇るフリー百科事典Wikipedia公式閲覧アプリ
  • 記事閲覧だけでなく保存してオフライン等でも読める
  • 現在地情報に関する記事検索機能を搭載
  • 開いている項目を他の言語でも読める
  • 検索性能は現状「ワペディア」等のほうが上か

Androidアプリ レビュー

発展途上だがWikipediaを快適に閲覧できる

公式アプリがついに登場

最近はネットの検閲につながる法案への抗議で注目を集めている、オンライン百科事典の「Wikipedia(ウィキペディア)」だが、Android版の公式アプリが登場した。280の言語で2000万以上(日本語版は約79万)の記事を擁するフリー百科事典が、スマホで快適に閲覧できる。

本アプリでは、ブラウザを使わないで直接検索してWikipediaが閲覧できるのはもちろん、気に入った記事をストックしてオフライン等の環境でも読めたり、開いている記事を別の言語で読んだりすることが可能になっている。

閲覧は快適だがその他はまだ微妙

読み込みもまずまずで、標準ブラウザよりは快適に閲覧できるといえそうだ。ただし検索性能については、検索候補語提案機能に対応するワペディアなどの従来のwikipediaクライアントアプリのほうが優秀かもしれない。

また、メニューボタン→[付近]からは、位置情報を利用し現在地に関連した記事を検索できる機能が使えるようだが、筆者が試したところうまく認識されなかった。これは端末または現在地に由来している可能性もあるが、このあたりを含め本アプリはまだβ版という印象。今後、さらなる機能追加アップデートで改善していってほしい。

アプリ「ウィキペディアモバイル」をダウンロード
ウィキペディアモバイル