おすすめのポイント
- ほぼ日本語で使える
- 歌詞やアーティスト情報の検索ができ、精度も高い
- 音質を上げたり外観を変えたりする関連アプリも充実
- 音楽の管理はライブラリとフォルダの両方式を使用可
- イコライザー搭載
Androidアプリ レビュー
主画面が日本語化された高機能プレイヤー
Android端末は任意のフォルダに音楽ファイルを入れておくと自動的にそれを認識してくれるので、アプリを立ち上げたらすぐに曲を聴き始めることができる。このPlayerProもそのあたりにまったく問題はない上、再生やブラウズ関連は日本語で表示される。英語なのは設定画面やイコライザーの部分だ。
シンプルなインターフェイス
操作は簡単。聴きたいアルバムやアーティストを選んで曲名をタップすると再生される。シャッフルやリピートの設定もアイコンをタップするだけですむし、その際は日本語でポップアップメッセージが出るので迷うことはないだろう。
アルバムアートワークを左右にフリックすることで前後の曲へ移動することもできる。楽曲は「アルバム」や「アーティスト」「プレイリスト」あるいはフォルダ構造などで分けて管理することが可能となっている。
アートワークや歌詞の検索機能が秀逸
アルバム一覧の画面を開いてしばらくすると、自動的にアルバムアートワークがダウンロードされる。その精度は比較的高く、多少マニアックな作品であっても正しいものがきちんと表示された。もし間違ったものがあれば、アルバムアイコンを長タップすることで出てくるメニューの中から"Manage Artwork"を選択すると”Pick from Internet”という項目があるので、そこから検索して選べるようになっている。
また、曲を聴いているときに画面のアートワークを長タップすると"View Lyrics"という項目がある。こちらは音楽ファイルに記載された歌詞を表示してくれる機能だ。歌詞を設定していなくても、アルバムアートワークと同様にインターネット上から探す機能があり、多くの場合は正しい歌詞に行き着くだろう。見つけたらメニューボタンから”Save"をタップすると次からは探さなくて済む。
同じような手順でアーティストの画像もダウンロードしたり変更を加えたりすることができる。その画像が歌詞表示画面の背景となるなど、なかなか小気味良いデザインだ。好みのアーティストの写真がズラリと並ぶ様には独特の満足感があるかも知れない。探す作業はいずれも数回のタップで操作でき、扱いやすい。
一定のカスタマイズ性も
イコライザーが搭載されている。プリセットは「Hip Hop」や「Jazz」「Pop」など9種で、別途PlayerPro DSP packというアプリを導入すればその種類が増え、更なる音質の向上も望める。またスキン(見た目)を変えるアプリもいくつかリリースされている。