アプリ「DoubleShot」写真も動画もワンタップで撮影できる #Android

おすすめのポイント

  • 起動後、動画も写真もワンタップで撮影できるアプリ
  • クリスタルフリックによる高い操作性
  • 画像や映像サイズ、画質も多く選べる
  • エフェクトや露出、ホワイトバランス、フラッシュなど各種設定機能も充実
  • 機種によってはズーム機能も使える

Androidアプリ レビュー

android-DoubleShot
ワンタッチで撮影がスタート

シャッターチャンスを逃さない

動画でも写真でも、いつも携帯しているスマホでの撮影は、「あ、いい感じ!」と思い立った時に突発的に行うシチュエーションが少なくない。子どもやペットなど被写体が待ってくれない場合も多いので、起動して撮影を行うまでの操作性はかなり重要だ。

このDoubleShotは、動画・写真いずれの撮影も起動後ワンタップで行えるカメラアプリ。設定もクリスタルフリックと呼ばれる機能(文字のフリック入力のような操作)によってすばやく変更ができ、動画も写真も撮影がサクサク行える操作感が特徴となっている。

クリスタルフリックとは?

まず、起動すると上のような画面になる。ここで静止画ならカメラマーク、動画ならビデオカメラマークのアイコンをタップするだけで、すぐ撮影が始まる。カメラモードやビデオモードといったモード切替の概念がなく、各アイコンも直感的で扱いやすい。

画面を長押しすると、六角形のクリスタル型アイコンが出現する。これを文字のフリック入力の要領で、ロングタップしたまま指を上下方向へフリックして露出調整(±2)、右上・左下フリックでホワイトバランス調整(蛍光灯/日光/曇りなどのシーン別)、左上・右下フリックでエフェクト変更(ノーマル/モノクロ/ネガポジ反転/セピア)が行える。各種設定は基本的に動画と写真で共通しており、マルチな操作性を実現している。

サイズの設定項目が豊富

クリスタルフリックに対応するもののほか、端末のメニューボタンから行える細かい設定も充実。サイズはもちろん、フラッシュ(常時点灯の設定もあって動画撮影時などに便利)、画質(4段階)、グリッド表示、ズーム(一部機種に限られる)などが用意されている。ここで、いつも使う設定をあらかじめ決めておくといいだろう。

サイズは端末のカメラ性能にも依存するが、写真で800×600/1600×1200/2048×1536/2048×1232/1600×960/1024×600、動画で720×480(480P)/640×480(VGA)/352×288(CIF)/320×240(QVGA)/176×144(QCIF)から選ぶことができるのが嬉しい。動画のエンコーダ設定も行え、MPEG4-SPもあるので、フィーチャーフォン向けに動画を送りたい時などに使えるだろう。

開発者によるアップデート対応も丁寧で、好感がもてる。自身で「ザクティ」(動画も写真もしっかり撮れる防水カメラ)のような操作感を目指すと述べているが、まさに、ムービー・静止画にかかわらずアクティブに撮影をする人にメイン使いしてほしいカメラアプリといえる。