GALAXY Tabがやって来た

大きさは…

まず大きさを見てみます。docomoのカタログ写真ではどの機種も同じ大きさで表現されており、いまいちつかめません。

身近なもので比べてみたところ、横幅は普通のCDと同じサイズ、縦幅と厚みはDVDケースと同じぐらいでした。要するにDVDケースを少しスリムにした形状です。スーツ等の大き目のポケットなら入るかなといったところ。

GALAXY Tab
右はDVDケース

スマートフォンのラインナップに位置づけられてはいるものの、もはや電話と呼ぶには大きすぎるし、片手で操作するような代物ではないでしょう。しかし文庫本を一回り大きくした程度の大きさなので携帯性はきわめて高い。おおむね予想通りの大きさでした。

なお、こういったサイズのものを「タブレット端末」とか「スレート端末」と呼ぶそうです。スレートとは石板の意。

セットアップ

GALAXY Tab
充電ケーブル:右側がUSBコネクタ

何はともあれ充電してみましょう。一般的な携帯電話のケーブルと違ってパソコンと接続するUSBケーブルとなっており、GALAXY Tab本体につなげる側は特殊な形状をしています。もちろんパソコンがないと充電できないわけではなく、USBコネクタをアダプタに挿すことで家庭用のコンセントとつなぐことができます。

GALAXY Tab
スイッチON

バッテリーを使い切った状態からのフル充電には4時間近くかかるようです。さすがに待ちきれませんでした。それでも1時間ほど我慢して、電源投入。ドキドキ。

連続待ち受け時間はFOMA/3Gを使用した移動時で約1000時間と記載されています。計算では1ヶ月以上もつことになりますが、本当でしょうか?情報をお持ちの方はぜひお知らせください。

GALAXY Tab

起動しました!SIMカードを要求されています。SIMカードとは特定の携帯電話番号が記録されているICカードのこと。この場合いわゆるFOMAカードを挿入することで3G回線が利用可能となります。入れずに進むと電話機能は使えません。例外的に海外での緊急電話だけはかけられます。

インターネットに接続する

GALAXY Tab
put your heart on the line

インターネットに接続してスマートフォンの本領を発揮しましょう。自宅に無線LAN環境を構築している私はWi-Fi接続を選択しました。見ての通り、ここからは本体で撮影したスクリーンショットでご紹介しています。GALAXY Tabはスクリーンショットを撮るのがきわめて容易。「戻るボタン」と「電源ボタン」を同時押しするだけで撮れます。生成されたファイルは「マイ ファイル」から「ScreenCapture」のフォルダを見ると参照できました。

GALAXY Tab

続いてアカウントの設定でGoogleアカウントを選択。入力の際のキーボードはパソコン式のQWERTY配列とケータイ式配列の両方を使えます。タブレットサイズなので、横向き表示にするとかなりワイド。タッチパネルの操作感覚は快適です。慣性スクロールが若干もたつく感じはありますが、意図した通りに動かないことは特になく、その意味ではiPhoneを使っているときと変わらないという印象を受けました。

GALAXY Tab
大きな画面

無事に立ち上がりました!10分もかからずにセットアップ終了。ふむふむ、これがAndroidか……!!

画像では分かりにくいのですが、さすがに画面は大きい。発色や色の抜け具合もなかなかですし、フォントは読みやすく好感が持てます。ちなみに待ち受け状態のロックを解除しないでいると5秒でバックライトが消えます。これは、いくらなんでも早すぎるのではないかと感じました。

使ってみました

GALAXY Tab

アプリ一覧の1ページ目を開いてみたところです。カレンダーやブラウザ、電子ブックリーダーや辞書なども他にあります。私も買ったばかりなのでまだ全貌を把握していません。この購入直後の時点でユーザーが自由に使える空き容量として12.66GBが用意されていました。

GALAXY Tab

さまざまな設定項目が並びます。とりあえず音声や時刻表示を自分好みに変更。このあたりで操作に慣れてきました。「ホームボタン」ひとつで設計されているiPhoneと違い、Android端末は「メニューボタン」「ホームボタン」「戻るボタン」を搭載するのが基本仕様のようです。GALAXY Tabの場合、さらに「検索ボタン」が付いています。便宜的にボタンと表現していますが、実際には物理的な凹凸はありません。「押す」と言うより「タッチする」感覚で使います。

GALAXY Tab
Androidマーケット

いよいよアプリをダウンロードすべくAndroidマーケットにアクセス。最初にGoogleアカウントの認証を済ませているので、何の問題もなく接続できました。OSの特性として緊密に紐付けられていることが分かります。

今後どんどんアプリをインストールしてアプリオのサイト内にあるアプリデータでレビューしていきます!ご期待くださいね。