富士通モバイルコミュニケーション製の「ARROWS A SoftBank 201F」は、4.7インチHD液晶ディスプレイ、1.5GHzのクアッドコアプロセッサ、Android4.1(Jelly Bean)を搭載するハイスペックモデル。同じく来春向けモデルであるシャープの「AQUOS PHONE Xx 203SH」と、かなり似通った特徴になっている。
最大級のバッテリー容量2420mAhを実現
こちらも、Qualcomm Snapdragon S4 APQ8064 クアッドコアプロセッサを搭載。OSはJelly Beanで最新、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、防水・防塵、新たにNFCにも対応する「全部入り」な点も同じだ。ディスプレイに関しては4.7インチとわずかに小さいが、解像度は1280×720ピクセルと変わらない。
2GBのRAM、32GBの内蔵ストレージを搭載し、ネットワークはAXGP方式の下り最大76Mbpsの高速データ通信「SoftBank 4G」に対応している点も共通。異なるのは、メインカメラに有効画素数1310万画素の裏面照射型CMOSカメラを搭載している点、そしてバッテリーが2420mAhだということだ。
バッテリーに関しては特に充実しており、急速充電機能や独自の省電力アプリ「NX!エコ」を搭載するなど、稼働時間の延長がうまくはかられていることが期待できそうである。
また今回、来年2月発売のモデルということもあってか展示会場では動作する実機は触れなかったが、デザイン的には、狭額縁のコンパクト幅なこともあり、大画面ながら手にフィットするスタイリッシュフォルムが好印象だった。
カラーはオーシャンブルー、スパークリングピンク、ブラック、ホワイトの4色。発売時期は2013年2月上旬以降の予定だ。なお本機種でも同様に、別売りの専用ジュラルミンケースが展示されていた(写真)。
ARROWS A SoftBank 201Fの仕様
- 発売日:2013年2月上旬以降発売予定
- ディスプレイ:約4.7インチHD(1280×720ドット)液晶(1677万色)
- OS:Android 4.1
- チップセット:Qualcomm Snapdragon S4 APQ8064 クアッドコア 1.5GHz
- メモリ:内蔵ストレージ 32GB / RAM 2GB
- サイズ:約65×129×10.9mm(突起部除く)[暫定値]
- 重さ:約145g[暫定値]
- メインカメラ:1310万画素/CMOS
- サブカメラ:120万画素/CMOS
- バッテリー:約2420mAh
- SoftBank 4G:○
- ULTRA SPEED:○
- 4G LTE:×
- テザリング:○
- 防水・防塵:○
- おサイフケータイ:○
- NFC:○
- ワンセグ:◯
- 赤外線通信:○
- Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)
- Bluetooth通信:Ver. 4.0
- GPS:○
- 外部メモリー/推奨容量:microSDXCカード(別売)/未定