勢いを増すAndroid
昨年の8月、アプリオを運営している私達5人は、アンドロイドの可能性を知り、次々とXperiaに乗り換えた。当時はアイフォンの勢いが凄まじく、某雑誌ではXperiaとの対決企画が組まれ、Xperiaは酷評されていたほど。
ヨドバシカメラ秋葉原店では、Xperiaのアクセサリーコーナーなど隅っこで、商品を見ている人はまばらな状態。とてもじゃないが、素人にはオススメできない雰囲気が漂っていた。
それが、これである。
春にはパナソニックなどの新商品が出るようなので、勢いはさらに増すだろう。半年前を知る者にとっては、ちょっとうれしく思う。
韓国製には抵抗があった
さて、日本製の商品が続々と出ている状況下で、なぜ私は韓国製のギャラクシータブを購入したのか。
私は、どちらかというと韓国製の購入を避けていたタイプ。パソコンを自作する際も、ASUSのマザーボードやBENQのディスプレイは買ったが(ともに台湾製)、LGの商品などは選ばず。理由は、あんまり韓国製に親近感がなく、できれば買いたくないというものだった。
読者のなかでも、日本製にこだわる人は多いだろうし、自分も同じタイプなので、よく分かる。そんな私がギャラクシータブを買ったのだから、マーケティングとして見ても日本の市場で劇的な変化が起こっているような気がしてならない。韓国製が買われはじめているという意味で。
話を購入した理由に戻そう。理由は、下記の通り。
- OS 2.2を使いたい
- スクリーンショットを容易に撮りたい
- 内蔵メモリが大きい端末を利用したい
- 大きい画面で利用したい
この基準で考えると、ギャラクシータブを選ばざるを得なかった。
高機能の端末が必要だった
アプリのレビューをしていると、Xperiaの容量の少なさにはストレスを感じるようになった。インストールしては削除を繰り返しているうちに、もっと大きな端末に変えたい、と。そして、レビュー用の写真をできるだけ楽に撮りたい、と。OS 2.2では、一発で撮れるアプリがあるのでとても便利だった。
少しでも多くのレビューを書きたい、アンドロイドのアプリをガンガン入れて試してみたいと考える私にとって、どこの国で作っているのかにこだわる余裕はなかった。
買ってみて、大きい画面による使い勝手のよさはもちろん、動作のスピードに驚愕。OS 2.2の影響もあると思うが、Xperiaに比べて快適すぎる。
今では、Xperiaに戻ることは考えにくい。しばらくは、ギャラクシータブを利用することになるだろう。
次は、ぜひとも日本製を買いたい。
だから、日本のメーカーの皆さんにはがんばってほしいし、応援している。
アンドロイドを徐々に知るようになって、韓国企業の勢いを知ったし、ここまできたかと驚きもした。中国の企業が日本の市場を席捲する日も、近かったりして。