サウンドノベルというジャンルを確立し、90年代の代表的なゲームの一つともいえる、あの『かまいたちの夜』が、アンドロイドに移植された。今回は、本編ストーリーである「ミステリー編」を紹介。
不朽の名作サウンドノベルが登場
ゲームに詳しい人なら、誰でも知っているかまいたちの夜。スーパーファミコン版が発売されて16年以上経つが、今なお携帯アプリなどで販売され続けている稀有な存在だ。
ファミリーコンピュータマガジンやサターンマガジンなどのゲーム雑誌を読んでいた私にとっても、過去の名作がアンドロイドに移植されてくる現状に思わず胸が熱くなる。
メニューの説明
ストーリーを読む:セーブした場面からの再開と、それまでに進んだ場面から再開できる「目次から再開」がある。
エンディングリスト:プレイヤーがクリアしたエンディングの一覧が表示される。
人物紹介:登場人物13人の紹介。名前と簡単な人物紹介がある。
設定:ボリューム・サウンド・振動の有無を設定できる。
操作説明:ゲームの操作方法が載っている。
サウンドと振動で恐怖が増す
プレイヤーが操作するのは、主人公の透という男。証拠をもとに犯人を探し出す、本格推理である。
舞台は山中のペンションで、大雪で外には出られず、電話も遮断されるというミステリファンにとってはとても自然な状況。次々と殺人事件が起き、主人公は追い詰められていく。
振動とサウンドを有効にして遊ぶと、「かまいたちの夜」の世界観をより一層味わえる。深夜に一人で遊んでいると、なかなか怖い。
エンディングは変化する
写真のように、2~3つの選択肢があり、プレイヤーが決定を下す場面が何度もある。その決定により、主人公が見る世界が変わる。そんな設定から、何度でも楽しめる。名前を入力して、犯人を当てる場面もある。「ミステリー編」以外にも複数シナリオが販売されているので、要チェック。
思わぬ場面でエンディングも
突然やってくる、エンディング。急な展開に、はじめてプレイする人のなかには驚く人もいるはず。犯人が分からないままエンディングを迎えることもある。
Appllioメモ
ミステリ小説を読み慣れている人で、本格推理が好きな人には特にオススメの作品。サウンドノベルというジャンルの代表作なので、はじめてプレイする人にとっても安心して遊べるだろう。
本作の魅力に、緩急のあるテンポを挙げたい。静かな場面から、危機に陥るまでの流れが秀逸。今もなおファンに支持されている理由の一つではないだろうか。
もうちょっと遊びたいので、ほかのシリーズも買おうかなと思っている。
アプリデータ
- ジャンル:アドベンチャー(サウンドノベル)
- 価格:350円
- 言語:日本語
- Androidマーケットの評価数:13(2011年2月8日現在)
- Androidマーケットの評価:4.0(2011年2月8日現在)
- レビュー時のバージョン:1.00
- デベロッパー:チュンソフト