おすすめのポイント
- 数学の結び目理論を応用したパズルゲーム
- 線で囲まれた領域をタップし、全ての結び目を光らせよう
- ルールは簡単で誰でもプレイできる
- 難易度は3段階
Androidアプリ レビュー
世界初 結び目理論を応用したパズルゲーム
詰め将棋や数独など論理的思考力が求められるゲームが好きな人や、ルービック・キューブのような空間認識能力を必要とされるゲームが好きな人に是非遊んでみて欲しいゲームが登場。
この「領域選択ゲーム(Region Select)」は、結び目を全て光らせればクリアとなるゲーム。ルールは簡単。線で囲まれた領域(多角形の平面)を選択すると線上にある交点(結び目)の表示が変化するので、すべての結び目を光る状態に変化させればよいだけだ。文では分かりづらいかもしれないが、実際にプレイしてみればすんなり理解できるルールとなっている。
一つのステージごとにクリアまでの制限タップ数は無いものの、実質的には最小のタップ数でクリアしていくことが求められる。タップ数が多くなればクリアできるわけでもなく、かつ、リトライが容易だからだ。
大学の研究から生まれた
そもそもパズルには数学的背景が存在するもので、このゲームも例外ではなく、純粋数学の「結び目理論」におけるRegion crossing changeという操作が元ネタとなっている(論文はこちら)。
そして、その操作を用いたゲームを開発したのが大阪市立大学数学研究所だ。
「このゲームは数学の知識がなくても直感的に解くことができ、子どもからお年寄りまで幅広く楽しむことができるので初等教育や認知機能のリハビリなどに応用が期待されています」ということで、今後このゲームがどのように応用されていくのか注目だ。
難易度は3段階
難易度は
- EASY
- MIDIUM
- HARD
の3段階で、レビュー時にはHARDがロックされている状態。今後追加される予定だ。
また、別のモードとしてRANDOMモードが用意されている。
結び目理論によると、どのような図形でも必ず解法があるということで、今後どのようなハイレベルな問題が出題されるか楽しみだ。