おすすめのポイント
- 赤いブロックを右の穴から脱出させる
- 遊び方は「Relax Mode」と「Challenge Mode」の2種類
- 難易度は「Beginner」「Intermediate」「Bonus」の3種類
- ステージ数は4200
Androidアプリ レビュー
Unblock Me Freeは邪魔なブロックを動かして、赤いブロックを右の穴から脱出(?)させるパズルゲームである。一見すると単純で簡単そうなのだが、実際にプレイしてみると、意外と難しく奥深いことに気づかせられる。
遊び方は「Relax Mode」と「Challenge Mode」の2種類が用意されている。
「Relax Mode」はとにかくパズルを解くために、あれこれと試行錯誤できる。特に制限もなく、ステージクリア以外の目標もないので、その名の通りリラックスして楽しむことができる。
「Challenge Mode」はいかに少ないアクション(ブロックを動かすと1アクション)でステージクリアをするかチャレンジするモードだ。
難易度は「Beginner」「Intermediate」「Bonus」の3種類が用意されている。
6×6のハコが狭いよ!(泣)
ブロックはヨコ長とタテ長の2種類あり、長さも2マスと3マスの2種類、つまり全部で4種あることになる。ブロックを動かせる向きは決まっており、ヨコ長ブロックは左右に、タテ長ブロックは上下にのみ動かせる(右画像の矢印方向のみ)。この制限に、私のような「倉庫番」的な脳の作りをしていると、最初は戸惑ってしまうだろう。
実際にプレイしてみると、他のブロックがとにかく邪魔で1マスずつずらすように移動させなければならないような場面も多く、全体で6マス×6マスのハコがとにかく狭い!と感じてしまう。そこが絶妙なのだが……。
目指せパズルマスター
少し動かしていくうちに、クリアまでの道筋を見失い、迷える子羊化してしまうことがよくある(本当によくある)。そんなときは右下のリターンっぽいマークのボタンを押そう。そのステージの初期状態に戻ることができる。なお、押すと何のメッセージもなく、その瞬間に戻ってしまう。押し間違えるようなことは起こりにくい配置ではあるが、念のため注意しよう。
「Relax Mode」で慣れてきたら、「Challenge Mode」に挑戦してみよう。可能な限り少ないブロックの移動でクリアを目指す。ステージクリア時には、移動回数の少なさを星の数で評価してくれる。
最短ルートを見つけてクリアすると「Puzzle Master!」と表示される。「これなら!」と思ってクリアしても、なかなかマスターになれないところが悔しくて、ついつい何度も挑戦してしまう。それだけに、「Puzzle Master!」が出たときの嬉しさと達成感はクセになってしまいそうだ。
フリー版なのにステージ数はなんと4200!
この「Unblock Me Free」、フリーとタイトルにあることから分かるように、有料版もある(iPhone版のみで、Android版は2011年1月15日現在リリースされていない)。
こういう場合、フリー版は「体験版」でありほんの少ししかプレイできず、「もっと遊びたい人は有料版で」というケースが多い。この「Unblock Me」もフリー版は同じような位置づけなのだが、驚くことに、そのフリー版で遊べるステージ数はなんと4200もある(各難易度400ステージ)。4200ステージもあれば十分過ぎるほどに楽しめるだろう。
Appllioメモ
「ベストパズルゲーム」のひとつ
ほんのちょっとした時間でプレイできること、簡単過ぎず奥が深いこと、「無茶」がないこと、十分楽しめるボリュームがあること、そしてバグが少ないことと、優良ゲームアプリの条件を全て兼ね備えている素晴らしいパズルゲームアプリだ。誰かに「オススメのゲームアプリない?」と聞かれた時に推せるアプリである。
なお、このパズルゲーム、実は日本生まれらしい。