おすすめのポイント
- 棒人間が様々なはちゃめちゃコースでゴルフする
- 画面はすべて真横からみた二次元風の視点
- シンプルだが幾何学的でクールなグラフィックは洗練された雰囲気
- ゴルフでありながら物理パズル要素も含んだ面白さ
- プレイを助ける特殊アイテムもたくさん
Androidアプリ レビュー
ゴルフゲームと物理パズルの見事な融合
チープ? と思いきや
Super Stickman Golfはタイトル通り、棒人間があり得ないコースでゴルフをするゲームだ。世界的に人気だが、上の画像をご覧のように、キャラは棒人間、画面はすべて真横からの視点でシンプルなつくりのため、一見、安っぽいゲームでは?と思うかもしれない。
しかし実際にプレイしてみると、約290にも及ぶ超多彩なホールや、豊富なお助けアイテムなどが用意されており、幾何学的でユニークなグラフィックとあいまって、そういう印象は受けなくなるはずだ。それどころか、コースの“とんでもなさ″に無意識にハマっていく中毒性を秘めている。
ルールはゴルフに準ずる。各ホールにパーの打数が決められており、それ以下でホールアウトすればアンダースコア、多ければオーバースコアとなる。1コースあたり9ホールで、最終的にアンダーパーでまわればコースクリアとなり、次のコースが楽しめる。
操作は単純だが頭を使う
上の画像をみてほしい。操作は、画面左下の矢印ボタンでショットする角度を調整し、右下の[GO!]ボタンでショットする。[GO!]ボタンをタップするとパワーメーターが表示されるので、打ちたい強さまで上がったところでもう一度[GO!]ボタンをタップし、ボールを飛ばせばよい。ホールには大小あるので、画面フリックでスクロールさせて見たい場所に寄せたり、ピンチアウト・インで拡大・縮小も行える。
大事なのは、ボールがどのような軌跡を描くのか、物理パズルにも通ずるイメージを十分もったうえでショットすること。時には、ほぼ垂直に打ったり、激弱で打ったり、壁にぶつけたりする必要もある。複雑な操作はいらないが、頭を使いつつ、打球の角度や強さを微調整できる精度が求められる。
お助けアイテムをゲットしよう
プレイしていくうち、「最初のホールでホールインワンせよ」などの一定条件を満たすと、お助けアイテムをアンロックすることができる。アンロック後、アイテムゲットには「Golf Bux」というポイントが必要で、一定の条件をクリアするか有料で購入して貯めなければならない。
アイテムには例えば、壁や天井にへばりつく「STICKY BALL」や、池を凍らせる「ICE BALL」、打ち直しができる「MULLIGAN」などがあり、プレイ画面下部のボールのマークから使うことが可能。プレイの幅も広がって、“あり得なさ″を一層楽しめるはずだ。
ゲームのタイプは、[Practice Tee]と[Campaign]の2つ。簡単にいえば、前者は練習で各ホールを試すことができ、後者が本番で新たなコースやアイテムなどをアンロックするトライアルになっている。[Practice Tee]で感覚をつかんでから、[Campaign]のコースに出てチャレンジするのもいいだろう。