おすすめのポイント
- 指定された駐車スペースに制限時間内でクルマを駐車するゲーム
- 途中でクルマをぶつけすぎると、修理代上限を超えゲームオーバー
- きれいなグラフィックとリアルな衝突音
- 全部で10ステージ、操作はアクセルとハンドルだけとシンプルだが、作りこまれていて難易度が高く楽しめる
Androidアプリ レビュー
難しくて癖になるパーキングゲーム
保険会社からの挑戦状
本アプリは一種の駐車シミュレーターだが、面白いことにオーストラリアの保険会社がリリースしている。おそらく、統計的に駐車場では衝突事故が多いので、わが社の自動車保険に加入してはいかがですか? このゲームにチャレンジしてみれば、あなたも保険が必要な理由がわかりますよ、的な設定のようだ。
ゲームオーバーになると、保険会社の商品や電話窓口などの案内まで出てくるから(無理やり誘導されることはないのでご安心を)、どんな厳しい縦列駐車だろうとピタッと決めて、あなたの駐車テクニックを彼らに見せつけなければならない。
操作はシンプルながら手の込んだ難しいステージ
クルマは、画面右側のアクセルゲージを上下にスライドさせることで前進・後退が行える。また、画面左側にあるハンドルゲージを左右にスライドしてハンドルを切る。操作はいたってシンプルだ。
ところが、制限時間内にクルマを駐車スペースに停めなければならないうえに、ほぼ満車状態の中で駐車スペースをまず探さなくてはならない。これがユーザーを焦らせ、クルマのスピードを上げさせる。すると、もともと数々の障害が待ち構える入り組んだ駐車場は、必然的に衝突しやすいより難易度の高いステージとなるわけだ。
衝突によるダメージが限度を超えると、修理代がまかなえなくなってゲームオーバー。慎重に急がなくてはならない面白さが、本ゲームの特長といえるだろう。
アクセルを踏み込みすぎない
つい時間が気になって、アクセルを強く踏んでスピードを上げたくなるのだが、これは衝突した場合に衝撃が大きくなってそのぶん修理代もかさんでしまうので注意。特にクルマが密集しているエリアでは徐行を心がけ、無駄なダメージは避けたい。
また、駐車には向きが指定されており、矢印が向いている方を前にクルマを駐車しなければならず、プレイヤーを苦しめる。バックで上手く進む、遠めの別の駐車スペースを選ぶなどの機転が求められる。
各ステージをクリアすると、駐車の正確さやタイムによって、点数と金・銀・銅のバッジが与えられる。オール金を目指して駐車テクニックを磨いていこう。なお、最初はセダンしか選べないが、全10ステージをクリアすればSUV車もアンロックされるぞ。
※本アプリで遊ぶには、Adobe AIRのアプリがインストールされていることが条件になります(アプリを起動した際に案内が出る)