おすすめのポイント
- 各種アプリやイベントなどの通知の仕方を自在にカスタマイズ
- メールや不在着信、充電、電波、カレンダーなど多くの通知に対応
- 通知時のLED色はもちろん、点滅速度・時間、消し方なども設定可
- LEDと併せて、通知時のサウンドやバイブの各種設定も行える
- 通知を放置した場合の再通知設定(間隔や期間など)もできる
Androidアプリ レビュー
スマホを置いている時に特に便利な通知設定アプリ
Light Flow Lite(ライトフローライト)は、様々な種類の通知について、個別にきめ細かい設定が行えるアプリ。とりわけ「端末を置いている時に役立つ通知設定」に長けているかもしれない。というのも、通知時のLEDの色や点滅速度・時間、消し方をはじめとした、画面を確認せずに何の通知かを知れるようなカスタマイズが自在にできるからだ。
再通知設定ができるのも便利で、通知を放置した(または気づかなかった)場合、アラームのスヌーズ機能のように何分おきに、何のサウンドで、何分後まで再通知するかといったことが行える。
例えば、本アプリで「充電完了」の通知を設定しておけば、充電完了時に好きな色のLEDを好きな速度で点滅させられるのですぐ認識できるうえ、通知を見落としても3分後に特定のサウンドで再通知といった設定ができるため、充電完了に気づくことができるというわけだ。
主要な通知をカバー、設定はかなり細かく可能
対応する通知の種類は、電話の不在着信、Gmail、K-9 Mail、バッテリー僅少、充電完了、電波圏外・圏外、Google Talk、カレンダー通知、SMS、MMS、E-mail、Silent modeオン、Bluetoothオンなど。有料版では、その他多くのアプリと連携させることが可能となっている。
設定については、まず通知の種類を一覧から選び、[Enable notification]にチェックを入れ本アプリによる設定を有効化する。各通知において、LEDやサウンド、バイブの側面から順次細かく(有効or無効化、種類、間隔、鳴動時間など)を設定していく。サウンドとバイブについては、再通知の設定(種類、頻度、期間など)も行える。
この手の通知系アプリの注意点
本アプリでは、初回起動時に端末の設定の「ユーザー補助」の項目から[Light Flow Lite]をオンにする必要があり、その際にパスワードを除く入力したテキストが収集される可能性がある、との警告が出る。念のため、そのリスクは考慮すべきだろう。
また、この種の通知系アプリは、スケジュールの通知においては個人情報の読み取り権限、メッセージの着信通知においてはメッセージの読み取り権限といったものが求められるため、必然的に要求権限が多くなりがちな点にも留意する必要がある。
それから、本アプリを有効化すると、対応している通知以外のLED点灯が無効になる。たとえば、従来は「LINE」の通知時にグリーンに光っていたLEDがつかなくなる、といった具合。高いカスタマイズ性が魅力のアプリだが、よく使うアプリが対応していない場合や上記リスクが気になる方はインストールを見合わせたほうがいいだろう。