おすすめのポイント
- 使用した3GまたはWi-Fiの通信量をモニタリングする
- 通信量上限と期間を設定することでキャリアの通信速度規制を回避
- 上限に近づくとアラート警告したり、通信切断なども行える
- WiMAXでの通信をカウントする・しないを設定できる
- ウィジェットで通信量チェックや3Gワンタップ切断も可能
Androidアプリ レビュー
通信量を監視して通信速度制限を回避しよう
通信量が多いと速度を落とされる可能性
スマホを使うほとんどの人はパケット定額コースに入っているため、基本的に通信量について気にすることは少ないだろう。しかしどのキャリアにも、3Gの通信量を使いすぎているユーザーに対し、通信速度を制限する規制があることはあまり知られていない。速度制限を受けないためにも、この3G Watchdogによって通信量をモニタリングし、上限が近づいたら警告が出るようにしたい。
ドコモやauでは、直近3日間の3G通信量が300万パケット(約384MB)、ソフトバンクは1カ月間で1000万パケット(1.3GB)を超えると、混雑エリア・時間帯などでの通信速度制限を受ける可能性がある。テザリングや動画系サイトなどをよく利用する人、あるいはパケット使用量に応じた料金体系のSIMを使っているユーザーには厄介な問題であり、むしろ本アプリは必須といえる。
データ通信の利用状況を把握
3G Watchdogでは、左上の画像のように1日、1週間、1カ月あたりの3GおよびWi-Fi通信量を監視する。また、下部の設定アイコン(犬のアイコンの1つ左)をタップすれば、一定期間における通信量上限を設定し、上限が近づいたら警告や3G回線の自動切断などが行える(右上画像)。
たとえばドコモやauユーザーであれば、期限を3日、上限通信量を384MBに設定し、後は上限に対して何%超過した時点で警告を表示するかを決めればいいだろう。ちなみに、これらの設定を行う前に[Language]の欄から「日本語」を選択しておくのが使いやすい。
WiMAXでの通信量と区別するモード
ウィジェットは大きく、通算通信量と上限に対する使用率を表示するものと、3G回線をワンタップ手動切断するものがある。どちらもシンプルだが便利に使えるだろう。
また、最近までWiMAXでの通信も3G通信量にカウントされてしまっていたが、アップデートによりこれを除外することができるようになった。除外したい場合は設定画面で、[Count WiMAX usage as mobile]の項目でチェックを外しておけばOKだ。