おすすめのポイント
- 日本語入力アプリ(IME)
- すべて手書きで使用
- 決められた書き順に従って入力
- 連文節変換が可能
Androidアプリ レビュー
一筆書きで打ち込む文字入力アプリ
IME(Imput Method Editor)とは文字を入力するときに使っている漢字変換システムのことで、スマートフォンの基幹機能だ。アンドロイド端末ではこのIMEを自分好みに入れ替えることができる。
このアプリは、従来のように「文字ボタン」をタップするのでなく指先で書き込んでいくという仕組みで、他のIMEとは一線を画している。
右の画像の▼▲マークの左側が文字入力、右が数字を入力する場所だ。ひらがなを一筆書きするのは無理なので、書き込みはすべてアルファベット。すなわち、例えば“私は”と書きたいときは一定の書き順に従って“WATASIHA”と打ち、[変換]ボタンをタップすることになる。その際は予測変換機能で候補をいくつか提示してくれる。
連文節変換機能も搭載しており、30文字程度の文をまとめて変換することができる。文節の区切りは左右のカーソル入力で変更可能。もちろん、このカーソルなどについてもボタンが用意されているわけではなく、それぞれ入力方法が定められている。
日常的な文字はしっかりカバー
書き順は左側の[?]ボタンをタップすることでいつでも一覧表を呼び出せる。また表をタップすると順番に記号の打ち方が出てくる。スペースやバックスペース、改行などはもちろんアクセント記号まで用意されているので、普段使う記号は大体そろっていると言える。顔文字や絵文字を1回で入力することはできない。どうしても使いたい場合は学習辞書機能を利用しよう。
慣れると早い
入力文字の認識はしっかりしている。書き順さえ間違わなければ意図した通りに反映されるし、多少いい加減に描いても構わないぐらいだ。そのためGraffitiのルールに慣れさえすればかなりのスピードで文章を打ち込むことができる。とりわけ英文の入力に適しているだろう。