Amazonでは、提携リユース業者の「にこスマ買取」などを通じてiPhoneを下取りに出すことができます。そこで今回は、Amazonと提携している下取りサービスの減額基準や気になる査定額の結果などをレビュー。Amazonのスマホ下取りサービスを使ってわかったメリット・デメリットや実際のやり方をまとめています。
Amazonで利用できるスマホ買取サービスは?
Amazonでスマホなどのデジタルガジェットをメインに扱っている宅配買取サービスは「にこスマ買取」や「買取センター」です。そのほか「リコマース」などの買取サービスでもスマホを売却できることがあります。
| メリット | デメリット | 運営 | |
|---|---|---|---|
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株式会社Belong | |
| 買取センター |
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株式会社マーケットエンタープライズ |
| リコマース |
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株式会社リネットジャパングループ |
各買取サービスのメリットやデメリットは上表の通りです。いずれのサービスもAmazonアカウントと連携しているので、新たな会員登録の手間がなく、普段使っているAmazonのアカウントを使ってスムーズに買取手続きを進められます。
なかでもおすすめなのが「にこスマ買取」です。伊藤忠グループの株式会社Belongが運営しており、AmazonやNTTドコモなどの大手サービスと公式に連携しています。
「にこスマ買取」の最大の特徴は減額されないという点です。事前のWEB見積もりから減額されずに満額で買い取られます。また、オンラインでの本人確認に対応し、自宅集荷やコンビニ持ち込みなど発送方法も選べるため、家から一歩も出ずにスマホ1台で手続きが完結します。
さらに、Amazonの商品ページからそのまま下取りの手続きに進めるので、新しいスマホの購入から古い端末の売却までAmazonの会員情報などを使っておこなえます。普段からAmazonで買い物をしている人にはおすすめのサービスです。
なお、「買取センター」は、「画面割れ」や「水没」「不動品」などといったジャンク品も積極的に買取対象としているのが特徴です。壊れた端末の場合、買取センターを利用するのがおすすめです。
スマホ以外の不用品もまとめて売りたいなら「リコマース」も候補に入ります。不要になった本やゲーム、家電、ブランド品などをまとめて一気に売却できます。
古いスマホの下取り申し込みから集荷依頼までの流れ
「にこスマ買取」はAmazonで新しい端末を購入せず、スマホ単体の売却のみでも問題なく利用可能です。ここからは、Amazonを経由して「にこスマ買取」を使い、スマホを下取りに出す手順を解説します。
専用ページを開いて申し込みボタンを押す
まずはAmazonの「にこスマ買取」専用ページへアクセスし、ボタンをタップします。
にこスマ買取の「オンライン見積」ページにアクセスしたら、売却するデバイスのカテゴリとメーカー、モデルとストレージを順に選択してをタップします。
下取りの見積金額を確認する
続いて、デバイスの状態について簡単な質問に答えます。すべて答えたらを押します。
すると、売却したい端末の見積額が表示されます。内容を確認した上でをタップしてください。
端末を新規購入する場合の下取り申し込み方法
まずは、Amazonで新しく購入するスマホを選びます。ここではiPhoneを例に進めるため、目当てのiPhoneの商品詳細ページを開きます。画面が表示されたら、カートボタン付近にある「購入オプションとあわせ買い」という項目をタップします。
「購入オプションとあわせ買い」項目を開いたらをタップします。
遷移したページで下取りに申し込みたい端末の情報を選択してをタップします。
すべて選択し終えたら、3つの質問に答えた上でを押すと、下取りに出す端末の見積額が表示されます。ここで内容を確認した上でをタップします。
すると、商品詳細画面で「購入オプションとあわせ買い」の項目に見積額が表示されるようになります。金額を確認したら、普段の買い物と同じように、新品のスマホをカートに入れ、そのままレジに進んで注文を確定させてください。
下取り注文に関するメールが届くので、メール上にあるをタップします。
このあとの流れは、新規端末を購入せずスマホ単体を売却する手順と同様です。
オンライン本人確認をする
Amazonのログイン画面が開くので、下取り申し込みをしたAmazonアカウントにログインします。「Amazonアカウントでログインしています」の表示が出たら、をタップしてください。
「にこスマ買取」の画面にアクセスしたら、「取引情報送付先」や「本人確認情報」を入力し、をタップ。次の画面で入力内容を確認して、「利用規約およびプライバシーポリシーに同意する」にチェックを入れてからを選択します。
続いて「利用規約」「プライバシーポリシー」を下までスクロールして、をタップします。
続いて、本人確認の書類を提出します。運転免許証かマイナンバーカード、在留カードのいずれかを選択し、注意事項を確認した上でチェックを入れてをタップします。
カメラが起動するので、本人確認書類の撮影(正面・斜め)と、提出書類と同じ人の動画撮影(正面・右に首を向ける)をおこないます。
撮影が終われば、申し込み手続き完了が開き、アカウントに登録しているメールアドレス宛に「申し込み完了メール」が届きます。あとは、本人確認完了のメールが届くのを待ちましょう。
発送方法を選択する
本人確認完了メールが届いたら、メールに記載のをタップしてデバイスの発送準備に進みます。
発送方法は、コンビニやPUDOステーションから自分で発送する「ネコポス」、または自宅まで引き取りに来てもらう「ヤマト運輸の集荷依頼」の2種類から選べます。どちらかを選択し、集荷希望日や住所を入力したらをタップ。「集荷依頼を受け付けました」という画面が表示されれば手続きは完了です。
デバイスの初期化や梱包など、発送の準備を進めてデバイスを引き渡してください。
Amazonギフトカードへのチャージを待つ
デバイスが買取業者に到着すると、すぐに専門スタッフによる端末の検査(査定)が始まります。事前にスマホ上で回答した申告内容と、実際の端末の状態にズレがなければ、到着から数日以内に買取金額分のAmazonギフトカードが発行される流れです。
Amazonギフトカードは、Amazonアカウントに登録されているメールアドレス宛に届くため、メールを見落とさないようにチェックしておきましょう。
実際に入金手続きに関するメールが届いたのは、筆者が集荷依頼をしてから7日後でした。
メールに記載のリンクをタップし、入金金額を確認して受け取り情報を入力。内容を確認して、ボタンをタップします。
Amazonアカウントでログインし、画面上に「入金完了」と表示された時点で、すでにストア残高へ代金が反映されています。実際にAmazonの「ギフトカード残高」のページを開いて確認してみたところ、査定額通りの金額が即座にチャージされていました。
Amazonのにこスマ買取を使って古いiPhoneを下取りに出してみた
ここからは、実際にAmazonを経由して「にこスマ買取」を利用したときのリアルな評価や気になるポイントについてまとめています。
今回下取りに出したiPhone8
筆者が下取りに出したのは「iPhone 8」です。申し込み前に画面上の簡単な質問に答えたところ、提示された事前の見積もり価格は4000円でした。
iPhone 8の現在の買取相場(2026年6月時点)は、状態によって数百円〜5000円程度です。画面割れや動作不良があるジャンク品だと値があまりつかないというケースもある中、今回の4000円という査定額は相場と比べても高値といえます。
| 評価項目 | おすすめ度 | おすすめポイントと残念なポイント |
|---|---|---|
| 手続きの手軽さ | ★★★☆☆ |
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| 査定の安心感 | ★★★★☆ |
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| 手数料や決済方法について | ★★★☆☆ |
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サービスを使った感想を総括すると、店舗に持ち込むよりも手軽にでき、査定額が減額することもなかったため、特に残念に思うこともありませんでした。使い勝手の良いサービスだと思います。
一方で、「数段階の本人確認が必要」「当日の即時売却はできない」といった宅配型ならではの側面もあり、人によって向き・不向きが分かれそうです。ここからは、実際に利用して気になった細かいポイントについて詳しくレビューしていきます。
手続きの手軽さ
申し込みはウェブから完了し、配送は不要になったiPhoneを引き取りに来てくれます。自宅から一歩も出ずにすべてが完結するため、とても便利です。
iPhone 8の初期化作業
スマホを緩衝材で包む
とはいえ、店舗下取りとは異なり、本人確認の書類アップロードやスマホの初期化、箱詰めといった作業は自分でやらなければいけません。普段からメルカリなどを使い慣れている人なら苦にならない作業ですが、完全にお任せしたい人には少し手間に感じるかもしれません。
また盲点だったのが、Amazonアカウントからの情報引き継ぎです。アカウントの登録住所がローマ字表記になっていると、身分証明書の漢字表記と不一致とみなされ、一度申請が却下されてしまいます。手続きの差し戻しを避けるためにも、申請時の記載内容には十分な注意が必要です(詳細は後述)。
査定の安心感
今回、下取りに出したスマホは充分美品ではあったものの、日常使いで自然についてしまうレベルの小傷があり、外箱やケーブルなどの付属品もすべて失くして本体のみで出しましたが、一切減額はありませんでした。
フリマアプリやオークションだと、傷の有無で落札者とトラブルになったり、付属品がないと値崩れしたりしがちですが、そういった状態によるトラブルのリスクを気にせず終始安心して進められました。
手数料や決済方法について
宅配買取で気になるのが「手数料」ですが、にこスマ買取は送料、万が一のキャンセル時の返送料、さらには振込手数料まで無料です。査定額がそのまま手に入ります。
にこスマ買取は、Amazonのページを経由して申し込んだ場合、受け取り方法が「Amazonギフトカード」に制限されてしまいます。公式サイトから申し込むと現金でも受け取れます。
筆者は現金受け取りとAmazonギフトカードのどちらでもよかったのですが、もし現金振込を想定している人がうっかりAmazonのボタンを踏んで申請してしまったら後から受け取り方法を変更することはできないため、落とし穴だと感じました。
Amazonでスマホ下取りをするときのメリット・デメリット
ここでは、「にこスマ買取」などのAmazonを経由して申し込めるスマホ買取サービスを利用するときに、知っておくべきメリットとデメリットを解説します。
メリット1:見積もり価格がすぐに分かる
Amazonの画面上で売りたい端末を選べば見積もり金額を確認できる
Amazonが連携する下取りサービスは、画面上のシンプルな質問に答えるだけで、その場ですぐに目安の査定金額が分かるのが大きなメリットです。
「画面割れはないか」「電源は入るか」といった選択肢を数タップするだけなので、お店に持ち込んで何時間も査定を待つようなストレスがありません。自宅にいながら1分足らずで手持ちのスマホの価値がパッと把握できるため、忙しい人や近くに買取店がない人に向くでしょう。
メリット2:キャンペーンで買取額を上げられる
Amazon下取りサービスでは、買取額を増額できるお得なキャンペーンを使えるのもメリットのひとつでしょう。
現在は、AmazonでのiPhone購入者向けに、古いiPhoneの買取額を通常より引き上げてくれる「スーパー買取キャンペーン(にこスマ買取)」が開催中です(期間限定・終了日未定)。
利用方法は簡単で、対象のiPhone(SIMフリー版など)をAmazonで購入すると、古いスマホの買取時に使える「買取額最大500円アップ」クーポンが発行されます。その後、古いiPhoneの下取りを申し込む際にクーポンコードを入力するのみでOKです。無事に査定が完了すれば、増額された分の金額を含めたAmazonギフトカードが発行されます。
- iPhone SE 2(第2世代)/ SE 3(第3世代)
- iPhone 11 Pro / 11 Pro Max
- iPhone 12 / 12 Pro/ 12 Pro Max
- iPhone 13 / 13 Pro/ 13 Pro Max
- iPhone 14 / 14 Plus/ 14 Pro
- iPhone 15 / 15 Pro/ 15 Pro Max
なお、キャンペーンで増額対象となるのは、下取りに出す古いスマホが、上記のiPhoneシリーズかつ「グレードA(目立つ傷がない美品)」の場合のみとなります。グレードB以下はキャンペーンの適用外となるため、その点に留意してください。
メリット3:家から一歩も出ずにスマホ1台で完結する
Amazonの下取りサービスは、スマホのカメラを使ったオンライン本人確認(eKYC)に対応しているため、面倒な身分証のコピーや書類郵送の手間がありません。
配送業者が自宅まで引き取りに来る「自宅集荷」を選べば、家から一歩も出ずに売却ができます。
デメリット1:サービスによって現金での受け取りができないことがある
| サービス名 | 査定額の支払い方法 |
|---|---|
| にこスマ買取 |
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| 買取センター |
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| リコマース | Amazonギフトカードのみ |
| トレファクスタイル |
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「リコマース」などのようにAmazonの下取りサービスの中には、買取代金がすべて「Amazonギフトカード」での支給となるサービスがあります。売ったお金を現金化して、生活費や別の場所での買い物に使いたいという人にはデメリットでしょう。
どうしても現金(銀行振込)で受け取りたい場合は、他の宅配買取サービスを利用するようにしましょう。
デメリット2:表記ミスがあると申請が即やり直しになる
Amazonアカウントと身分証明書の登録内容が完全に一致していなくても、買取の申し込み自体は可能です。ただし、申し込みフォームに入力する氏名や住所などの登録情報と、提示する身分証明書の登録情報は揃える必要があります。
店舗持ち込みなら店員さんがその場で教えてくれるものの、ウェブ上かつ在宅で申請の場合は、本人確認が厳格に定められているため、1文字でも間違えたら機械的に即キャンセルされ、最初からやり直しになってしまいます。
氏名が完全一致していない場合、申込みができない
筆者は、Amazonアカウントに英字で住所を登録していたため、申込フォームでも登録情報を引き継いで入力してしまいました。しかし、身分証明書の登録情報は日本語だったために、内容が一致せず一度は申請を取り消されてしまっています。
氏名や住所などの登録情報は、数字・英字の全角・半角の違いはもちろん、ハイフンなどの記号、スペース(空白)の有無まで1文字でもズレがあると審査が通らない場合があるため注意してください。