Amazonの学生限定「プライムスチューデント(Prime Student)」は、通常のAmazonプライムの半額で登録できるお得なサービスです。しかし、なぜかプライムスチューデントに登録できなくて困ってしまうケースは少なくありません。
そこで本記事では、プライムスチューデントに登録できないときに考えられる原因と対処法についてまとめました。
【注意】プライムスチューデントはブラウザでないと登録できない(アプリは不可)
まず注意してほしいのは、プライムスチューデントはAmazonアプリから登録できないということです。SafariやChromeなどのブラウザでしか登録できません。
登録するには、Amazon公式サイトのプライムスチューデント登録画面にアクセスして、手続きをおこないましょう。
iOS端末で上記の登録画面のリンクをタップすると、勝手にAmazonアプリが開いてしまうことがあります。

そのときは、登録画面のリンクを長押しして、[新規タブで開く]をタップすれば、アプリに切り替わることなく、ブラウザ上で登録画面を表示できます。
このとき必要であれば、Amazonアカウントへのログインもおこなってください。そのあとの登録手順は以下のとおりです。
「6カ月間の体験期間を試す」をタップ
登録画面にアクセスしたら、[6カ月の体験期間を始める]をタップします。年間プランで登録する場合は、その下の「年間プランで[6カ月間の体験期間を試す]」を押してください。
学校認証の方法を選択する
続いて、「学校発行のEメールアドレスを使用する」もしくは「学籍番号を使用する」のいずれかを選択し、入力してください。
卒業予定年月、支払い方法、請求先住所を設定して、「6カ月体験期間を試す」をタップ
次に画面を下にスクロールして、「卒業予定年月」の選択します。
さらに支払い方法の追加と請求先住所の入力をおこない、最後に[6カ月体験期間を試す]をタップすれば登録完了です。
詳しい登録手順は下記記事でも紹介しています。
プライムスチューデントに登録できない原因と対処法
前述のやり方で操作しているのに、プライムスチューデントにうまく登録できない場合、以下の原因が考えられます。
それぞれの項目について、対処法も合わせて紹介します。
自分が対象の学生ではない(中学生・高校生は対象外)

プライムスチューデントに登録できる対象の学生は、大学生、短大生、大学院生、専門学校生、高等専門学校生です。このうちのどれかに当てはまるのであれば、社会人学生もOKです。
中学生や高校生、海外の学校に通う学生は、プライムスチューデントに登録できません。
まずは自分がプライムスチューデントの登録条件に当てはまるのか確認してみてください。
学生証明で必要なものに不備がある
学生であることを証明するには、下記のいずれかが必要です。それがないとプライムスチューデントに登録できません。

プライムスチューデントの登録画面
- 学籍番号/学校発行のEメールアドレス:登録時にいずれかを入力する
- 学生証/在学証明書/合格通知書:上記のものがない場合、代わりにいずれかの書類を撮影してカスタマーサービスにメールで送る
プライムスチューデントの登録時、学籍番号または学校が発行した専用のメールアドレスを入力する必要があります。
もし学籍番号または学校発行のメールアドレスのどちらも持っていない場合は、代わりに教育機関の名称が記載された書類(学生証/在学証明書/合格通知書)のいずれかをスマホ等で撮影し、その画像をAmazonのカスタマーサービス(amazon-student-verification@amazon.co.jp)に送ることで学生証明をすることも可能です。
支払い方法にAmazonギフトカードを単体で使おうとしている
プライムスチューデントで使える支払い方法は以下の通りです。

クレジットカード・デビットカード・au PAYプリペイドカード(親権者の同意があれば親権者名義のカードも使用可能)、携帯決済、ペイディ(あと払い)、PayPayが利用できます。
Amazonギフトカードも支払い方法に利用可能ですが、ギフトカード単体ではプライムスチューデントに登録できないので、別途クレジットカードやデビットカードなども同時に設定が必要です。
学生認証用のメールが届かない
学生認証をするための必要なメールが届かない場合は、以下の項目を確認してみましょう。
- 登録時にEメールアドレスを正しく入力できているか
- 学校発行のEメールアドレスのフォルダにメールが届いていないか
- 認証用のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられていないか
- Amazon.co.jpからのEメールを受信拒否していないか
まず、登録時に入力した学校発行用のメールアドレスを間違えて入力していると、認証用のメールは届きません。正しく入力できているかチェックしてください。
学生認証用のメールは、Amazonアカウントに登録しているメールアドレス宛てには送られません。学校発行のメールアドレスのフォルダに届いていないか確認しましょう。
認証用のメールが迷惑メールフォルダに入っている場合や、受信拒否設定をしていて届かないケースもあります。受信拒否設定になっている場合は、「amazon-student@amazon.co.jp」をアドレス帳に登録するか、セーフリストに追加してください。
amazon-student@amazon.co.jp
Amazonプライム会員からの切り替えで問題が生じる
現在Amazonプライム会員になっていて、そのままプライムスチューデント会員に切り替えようとすると、まれに登録ボタンが表示されない、学籍番号や学校指定のメールアドレスを入力する項目が表示されないなど、いくつか問題が生じることがあります。
そのときは、一度Amazonプライムを完全に解約してから、再度プライムスチューデントに登録するようにしてみてください。
過去にプライムスチューデントを4年以上使った
プライムスチューデントを利用できるのは最長で4年半です(無料期間6カ月間+有料期間4年間)。過去にプライムスチューデントに登録したことがあり、この利用可能期間を使い切ったユーザーは、プライムスチューデントに再登録できません。
プライムスチューデントとほぼ同じ特典が利用できる、通常のAmazonプライムに登録してください。
海外版Amazonから登録しようとしている

海外版Amazon(amazon.com)の画面
プライムスチューデントは、海外版Amazon(amazon.com)からでは登録できません。
海外版にアクセスしている場合は以下のリンクを使って日本版Amazon(amazon.co.jp)に切り替えてください。
Amazonの居住国の設定が海外になっている
留学などで海外に住んでいたことがあると、Amazonの居住国を海外に設定している可能性があります。居住国は「日本」でないとプライムスチューデントに登録できないので、設定を変更してから再度登録手続きをおこなってください。
Amazonの居住国設定を変更する方法を紹介します。
ブラウザでAmazonの「コンテンツと端末の管理」にアクセスします。ここで必要であればAmazonアカウントにログインしてください。

続いて、画面上部で「設定」タブに切り替え、「国/地域設定」の項目をタップし、居住国を日本に変更すれば完了です。
それでも登録できない場合は、カスタマーサービスに問い合わせる
上記の対処法をひと通り試してみても、プライムスチューデントに登録できない場合は、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせてみましょう。

Amazonの問い合わせ画面
該当する項目を選択していくと、チャットまたは電話でもサポートを受けることができます。問い合わせ方法について詳しくは、下記記事で解説しています。